訓練 ページ26
ーオビside
今日はユキ嬢が初めて訓練に参加する日だ
訓練といっても基本的に1対1の対戦形式で、武器は長剣のみ
俺は体術のほうが得意だし、その腕を買われてるわけだから、今日はそこまで参加するつもりはない
そういえば、ユキ嬢は剣も使っていたけど、体術も得意そうだったな…
今度、手合わせしてみたいな…
兵「ユキ殿！よろしくお願いします」
ユ『……はい』
そんなことを考えていたら、ユキ嬢の対戦が始まった。初めての対戦だから、皆の視線が集まる
対戦相手は体格の良い若い兵士だった。体格差でいうと、圧倒的に不利な状況
さて、どんな戦い方をするのか…
木「はじめっ！」
木々嬢の声と同時に駆け出す兵士
ユキ嬢は微塵も動かない
オ「おいおい…」
策があるんだろうが、見ていてヒヤヒヤする
すると…
ユキ嬢が一歩踏み込む。急に距離を詰められた兵士は驚いて一旦スピードを落として、剣を振り下ろす
けれど、その一瞬のスピードを落とした瞬間に、ユキ嬢の剣は下から首元を狙う
慌てた兵士はその剣を防ごうと振り下ろしていた剣を首元で止めようとする
次の瞬間
兵「…えっ！！」
ユキ嬢が左手で兵士の剣をなぎはらったのだ
そしてそのまま右手で持った剣を相手の首元でピタリと止めた
木「そこまで！」
稽古場が騒然とする。そりゃそうだ
確かにユキ嬢が触ったところは刃の部分ではないから、真剣を使っても切れることはない
でも…
オ「いやいや、男が振り下ろした剣をなぎはらうなんて、無茶苦茶だろ」
痛くない訳がない
俺は木の上からの観戦をやめて、ユキ嬢の側にいった
兵「ユ、ユキ殿！腕は大丈夫ですか？」
ユ『…これくらいのこと、何でもないから気にしなくていい。
良い剣の振り下ろし方だった
手合わせ、感謝する』
そう言って、兵士に頭を下げていた
まったく…世話の焼ける人だ…
オ「ほら、ユキ嬢、薬室行くよ？」
ユ『…何故？』
オ「いやいや、その左手、あとから痣になっちゃうからね」
半ば強引にユキ嬢を引っ張っていく
途中でミツヒデの旦那と木々嬢と目が合って
オ「行ってきますねー」
なんていうと、2人とも頷いてくれた
ーーさて、こっからどうしようかね
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バボちゃん(プロフ) - SAKURAさん» そんな風に言っていただけるなんて…！！ありがとうございます！ (2018年11月6日 1時) (
レス) id: 2d305e15ee (このIDを非表示/違反報告)
SAKURA(プロフ) - いいお話です！涙が……止まらないくらいです(泣) (2018年11月5日 21時) (レス) id: 400685af0e (このIDを非表示/違反報告)
バボちゃん(プロフ) - 天泣tenkyuさん» お久しぶりです。実は、削除の正しいやり方がようやくわかって、作品を消すことができました！何度もメッセージ頂いて本当にありがとうございました。お返事不要です。失礼しました^ ^ (2018年10月9日 23時) (レス) id: c4fdaca88b (このIDを非表示/違反報告)
天泣tenkyu(プロフ) - バボちゃんさん» 分かりました、頑張ってください！何かあればボードに来てくだされば相談に乗るので、何度もすみませんそれでは(´･ω･`)/~~ (2018年10月8日 19時) (レス) id: daeb79a243 (このIDを非表示/違反報告)
バボちゃん(プロフ) - 天泣tenkyuさん» 色々試してみたのですが、上手くいかなくて…。親切に何度もメッセージを送って頂き、ありがとうございます。もう少し慣れてから再挑戦してみます。本当にありがとうございます。 (2018年10月8日 19時) (レス) id: c4fdaca88b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バボちゃん | 作者ホームページ：http://vabo.vabo
作成日時：2018年10月8日 16時
