第一王子 ページ17
ーユキside
コンコン
セナがひときわ大きくて分厚いドアを叩く
中から澄んだ声が聞こえる
？「誰かな？」
セ「セナでございます、イザナ殿下」
イ「入りたまえ」
セ「失礼いたします」
そこに立っていたのは
確かに風貌はゼンと似ているが、それよりも少し熱を持たない綺麗な青い目をもち、手足の長い細身の長身の男性が立っていた
…このお方がイザナ殿下？？
確かに、ゼンとは雰囲気が、纏っている空気が違う
どこか、彼を見ていると、畏怖を覚える
イ「久しいな、セナ。そしてそちらはユキかな？」
イザナ殿下にまで私のことを話してしたのか、セナは。後で詳しく書かないと…
ユ『はい、その通りでございます』
イ「そんなに改まらなくていい。もっと気軽に構えてくれ。
それにしても、なんの音沙汰もなく、散々心配させておいて、いきなり城で匿ってほしいとは…
セナ、俺はお前を見誤っていたようだな」
クスクスとイザナ殿下は笑った
セナもニヤリとして
セ「仕方ないだろう。お前の可愛い弟が僕を助けたいと言ってくれたんだぞ？そんな話、捨てられないだろう」
本当に2人は友達なのだな
それがはっきりとわかるほど、2人の間の空気は穏やかだった
けれど、突然、セナの顔が変わった
セ「イザナ、気づいているとは思うが、僕のことよりも、彼女のことを気にかけてほしいんだ」
私は驚いた
なぜ？セナの方が命を狙われているというのに…
けれどイザナ殿下も真剣な面持ちで頷いている
イ「わかっているよ。この国は俺の国だ。
好き勝手はさせない」
そう言い切るイザナ殿下に少しホッとしたのか、セナの顔が緩んだ
セ「流石だな、君は。ほんと頼りになるね」
イ「こんなときくらい、頼ってくれて構わない
ユキ、少しいいか？」
ユ『は、はい！な、なんでしょうか…？』
イ「ここで君とセナを守ることを誓おう。困ったことがあれば俺かゼンに伝えなさい
大丈夫、ここは君とセナの味方だ
安心しなさい」
ユ『…はい！』
味方という言葉の響きが嬉しくて、勝手に涙がこぼれた。その涙を拭ってくれたセナの手が暖かくて、涙が止まらなくなった
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バボちゃん(プロフ) - SAKURAさん» そんな風に言っていただけるなんて…！！ありがとうございます！ (2018年11月6日 1時) (
レス) id: 2d305e15ee (このIDを非表示/違反報告)
SAKURA(プロフ) - いいお話です！涙が……止まらないくらいです(泣) (2018年11月5日 21時) (レス) id: 400685af0e (このIDを非表示/違反報告)
バボちゃん(プロフ) - 天泣tenkyuさん» お久しぶりです。実は、削除の正しいやり方がようやくわかって、作品を消すことができました！何度もメッセージ頂いて本当にありがとうございました。お返事不要です。失礼しました^ ^ (2018年10月9日 23時) (レス) id: c4fdaca88b (このIDを非表示/違反報告)
天泣tenkyu(プロフ) - バボちゃんさん» 分かりました、頑張ってください！何かあればボードに来てくだされば相談に乗るので、何度もすみませんそれでは(´･ω･`)/~~ (2018年10月8日 19時) (レス) id: daeb79a243 (このIDを非表示/違反報告)
バボちゃん(プロフ) - 天泣tenkyuさん» 色々試してみたのですが、上手くいかなくて…。親切に何度もメッセージを送って頂き、ありがとうございます。もう少し慣れてから再挑戦してみます。本当にありがとうございます。 (2018年10月8日 19時) (レス) id: c4fdaca88b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バボちゃん | 作者ホームページ：http://vabo.vabo
作成日時：2018年10月8日 16時
