名前 ページ15
ーオビside
ユ『セナを守ってください』
そう言って頭を下げたユキはあの日の晩とは随分違ってみえた。冷酷な印象がふっと和らぐ
ミ「とりあえず城に行きましょう」
木「そうだね
ゼン、私とミツヒデで先頭を行くよ
オビ、あんたは1番後ろを任せるから」
オ「木々嬢の頼みとあらば」
そんな風におどけていると
ユ『私も1番後ろにいく。ゼン殿下、セナの隣を任せます』
そういって、ユキが俺の隣にやってきた
意外だな、てっきりセナとかいう男の隣にいくかと思ったのに
そんな俺の思いを読み取ったのか
ユ『隣じゃ片方しか守れない。せっかく共に守ってくれるのならば、頼ったほうが得策でしょう？』
そう言って、チラリと俺の顔を見る
…やっぱりユキって顔綺麗だよな…
ぼんやりと彼女をみていると、急に頭を下げられた
オ「えっ！？ユ、ユキ嬢？」
ユ『あの夜、あなたに無礼を働いた。すまない』
思わぬ律儀さになんだか笑いがこぼれた
ユ『何か、変なことを言ったか…？』
不思議そうに俺を見上げるユキ嬢
馬に乗っているとはいえ、身長の関係で、ユキ嬢が自然と上目遣いになる
あぁ、これは…やばいかもね…
オ「いや、全然気にしてないからさ
俺のこと、オビって呼んでくれたら許してあげるよ？」
ユ『呼ぶだけでいいのか…？オビ』
首を傾げながら名前を呼んでくれた
あぁ、なんでだろ
ただ名前を呼ばれただけなのに、ものすごく嬉しい
俺は赤くなっているであろう顔を隠すために、襟巻きを引っ張り上げた
ユ『寒いのか？？』
オ「いや、あっついんだよ…」
ユ『………？』
その様子を見ていた主やセナ、木々嬢から後で散々からかわれることは、このときの俺はまだ知らない
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バボちゃん(プロフ) - SAKURAさん» そんな風に言っていただけるなんて…！！ありがとうございます！ (2018年11月6日 1時) (
レス) id: 2d305e15ee (このIDを非表示/違反報告)
SAKURA(プロフ) - いいお話です！涙が……止まらないくらいです(泣) (2018年11月5日 21時) (レス) id: 400685af0e (このIDを非表示/違反報告)
バボちゃん(プロフ) - 天泣tenkyuさん» お久しぶりです。実は、削除の正しいやり方がようやくわかって、作品を消すことができました！何度もメッセージ頂いて本当にありがとうございました。お返事不要です。失礼しました^ ^ (2018年10月9日 23時) (レス) id: c4fdaca88b (このIDを非表示/違反報告)
天泣tenkyu(プロフ) - バボちゃんさん» 分かりました、頑張ってください！何かあればボードに来てくだされば相談に乗るので、何度もすみませんそれでは(´･ω･`)/~~ (2018年10月8日 19時) (レス) id: daeb79a243 (このIDを非表示/違反報告)
バボちゃん(プロフ) - 天泣tenkyuさん» 色々試してみたのですが、上手くいかなくて…。親切に何度もメッセージを送って頂き、ありがとうございます。もう少し慣れてから再挑戦してみます。本当にありがとうございます。 (2018年10月8日 19時) (レス) id: c4fdaca88b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バボちゃん | 作者ホームページ：http://vabo.vabo
作成日時：2018年10月8日 16時
