Domanda e risposta 【ルパン3世】【名探偵コナン】

逃亡 ページ7

「な、なぜ！」

「次元のマグナムが枷を壊せなかったってことは、ここに次元が来ることは予想済み。
でも斬鉄剣が銃弾を切り裂いたってことは、五右衛門がここに来ることは予想外。」





そう、少女の足枷は斬鉄剣が切り裂いたのだ





「くそっ！お前たちの狙いはジェレメジェバイトのはず！」

「あらぁ？言わなかったっけ？
今の一瞬でそっちもいただいたって」

「な、なに！？」






マスターとアランが視線を向けた頃にはもう遅い


ジェレメジェバイトのショーケースは空になり、ルパンの手のひらの中だった





「たまたまだったんだけどよ？
おーんなのこの枷を切ったら、あら不思議！ショーケースの鍵の形をしてたんだから。
さすがの俺っちもびっくりよぉ」

「く、くそ！撃ち殺せ！ガキに当たっても構わん！」






マスターの周りの男たちが銃を構える中、ルパン達は笑みを浮かべる






「俺たちがただ単に女の子と遊んでたと思ってんのか？
ちゃあんと逃げる準備もしてたっての！」





そう、ルパン達は少女との対戦のときに、脱出ルートを確保するためにも3方向に別れたのだ

ルパンが少女と対峙している間に、次元と五右衛門はワイヤー等の準備をしていた





「そんじゃ！」

「待て！」





入り口側にいたアレン達が間に合う訳もなく、ルパン達はワイヤーを器用に使い、施設からの脱出を成功させた






「も、申し訳ありません、マスター…」

「…構わん。ただあのガキはいいとしてもジェレメジェバイトだけは取り返したいものだ」

「あの子供はいかがいたしましょう」

「放っておけ。外の世界を見たこともないようなガキだ。ルパンの手に負えず、捨てられるのがオチさ。そうなればまた拾って使えるようにすればいい」

「…かしこまりました」

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