Domanda e risposta 【ルパン3世】【名探偵コナン】

各々 ページ18

「なぁんでエステルがここにいたんだぁ！？」

「お前が変に留守番させたからじゃねぇのかよ！」

「…だがエステルがルパンとの約束を簡単に破るとは思えぬが…」





途中から合流した五右衛門と共に銭形達から逃げるルパンと次元





「俺っち的にはエステルが勝手に約束を破ったとは思わねぇんだけどよ…」

「じゃあ不二子だな」

「決まりでござる」

「やぁっぱりそうなるよなぁ」







「ルパーーーーーン！逮捕だぁーーーーー！」







「とりあえず逃げますか！」




ルパンは確信していた


エステルは今、コナンと共にいる

あの名探偵はエステルについて調べはしても乱暴はしないだろう、と




(悪りぃなエステル…ちょっとばかし我慢してくれ)





＿＿＿＿＿＿＿＿＿





「な、何者、って言われても…」



一方のエステルは逃げ場を失った状態で質問責めを受けていた




「ルパン達と知り合いなの？ねぇ、今日ここに来たのってルパン達を手伝うため？」

「ち、ちが…」

「お姉さん、日本人？エステル、って呼ばれてたけど」


(ル、ルパンさん…！どうしよう…)




「コナン君！こんなとこにいたのね！」

「げっ…！ら、蘭姉ちゃん！」

「んもう、すぐ勝手にどこかに行っちゃうんだから…」




コナンの手を取ろうとした蘭はコナンの横に色白の少女がいることに気がつく




「…あら？その子は？」

「えぇっとね…迷子になってたみたいで！一緒にみんなのところに行こうって言ってたんだ！」

「ふーん、そうなのね」




エステルは戸惑っていた



(…さっきまでと全然態度が違うけど…？どうして？)



今なら逃げられるのでは、と思った瞬間、蘭がエステルの前に屈んだ




「こんにちは、お名前は？」

「えっ、と、エステル…」

「お父さんやお母さんは？一緒じゃないの？」

「…わ、かんなくて…」




エステルがあまりにも困った様子だったからか、蘭は質問するのをやめた

とりあえずここから逃げなくては、と思い、エステルの手を取る



「…え、あの…？」

「とにかく外に行きましょ！お父さん達も外にいるはずよ！」

「そうだね！行こう、蘭姉ちゃん！」





蘭とコナンにそれぞれ手を繋がれたエステル




(…ルパンさん、どうしよう…)

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