Domanda e risposta 【ルパン3世】【名探偵コナン】

日本 ページ13

「ん〜！やあっぱしこの国は平和でいいねぇ！」




ぐっと伸びをしたルパンは顔に付けたお得意の変装術を派手な音を立ててはがす




「おいルパン、いきなりあのニコラとかに接触しようってのか？」

「いんや、流石にそれはハイリスクすぎっからなぁ…。ちょこっと作戦たててから突入かねぇ」





呑気に話すルパンと次元

ちなみに不二子と五右衛門は別行動である




「ルパンさん、ここが日本ですか…？」

「そういやぁエステルは初めてだもんなぁ。
そうさ、ここが和の国、日本さ」






ルパンの腕に抱かれているエステルは興味深そうにキョロキョロと周りを見渡す

その瞳はキラキラとした少女のものそのものであり、自然とルパンと次元の頬も緩んだ





「あれは…エッフェル塔みたいですね」

「あれは東京タワーってやつだぞ。あとで登ってみるか」




コクコクと頷くエステル

そんなエステルの頭を撫でながらルパンたちはあらかじめ用意していたアジトへと向かった




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



「あれがあいつの次の宝か？」

「みてぇだな」



エステルをアジトに連れて行ったあと、完璧な変装を施した2人は展示会へと忍び込んでいた






「今度は世界最大のルビーだとよ」






煌くルビーは世界最大の名にふさわしい大きさで、ショーケースの周りにいる人だかりもワイワイと騒ぎ立てている





「…ルパン、そろそろいいんじゃねぇのか？」

「だな」





そっといつものカードをショーケースの下に貼り付けておく

これに気がつけば向こうも何かしら動くだろう





「…よし、今日は撤退だな」




数日後、そのカードのことがニュースに上がり、小さくなった名探偵が小さく口角を上げることになる

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