43話 ページ45
Aがランニングに行くとコアラが俺に言った。
「昨日なんかあったの？」
コアラは鋭い。
ちょっとした変化でもわかったみたいだ。
少し悔しくて恨めしそうにコアラを睨む。
それすらも面白いようでまたケラケラと笑われた。
「Aが思い出した」
素直にそう言うと驚きながらも良かったねと笑ってくれた。
「だから朝からずーっとAちゃんの事を見つめてたんだね。君って本当にわかりやすい」
「なっ…⁉︎/// 見つめてねェよ‼︎///」
「見つめてたね〜！あんな熱い視線送っちゃって！」
「ど、どんな⁉︎///」
顔に熱が登る。
自分でもわかるくらい熱い頬を手の甲で隠す。
「くそォ…///」
全部見透かされているのが恥ずかしくて顔を隠した。
すると窓からキラキラとした蝶が部屋に入ってきた。
その蝶は俺の前までくると差し出した人差し指にとまった。
『コノ屋敷、ノ、周リ、天竜人ノ手先、有リ。私ハ、連レテ、イカレ、タ』
蝶がはじけて消えた。
Aだ。
Aが作った蝶だ。
つまり屋敷の周りに天竜人の手先がいて、後をつけられていたAは連れて行かれた…という事だ。
「…コアラ」
「…うん」
周りに気付かれないように席を立ち、軍全体に伝えるために俺たちはそれぞれ別の方へ歩いた。
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いまり(プロフ) - ピーチさん» いつも見てくださりありがとうございます(^^)今日も更新するので読んでいただけると嬉しいです！ (2015年7月24日 8時) (
レス) id: 5b4a04795c (このIDを非表示/違反報告)
いまり(プロフ) - 大和さん» ありがとうございます♪最近遅れ気味ですが、更新頑張ります(^^) (2015年7月24日 8時) (レス) id: 5b4a04795c (このIDを非表示/違反報告)
ピーチ(プロフ) - いつも更新楽しみにしています！サボってば、本当にイケメン〜！これからも頑張って下さいね！ (2015年7月23日 17時) (レス) id: bcab0daf4a (このIDを非表示/違反報告)
大和 - サボ、可愛いしかっこいいし…更新楽しみにしてます！！ (2015年7月23日 9時) (レス) id: 07dedc38f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いまり | 作成日時：2015年6月29日 19時
