16話 ページ17
「……ん……」
私は……あれ……いつのまに……寝て……
なんでだろう……身体に力が入らない……
ガシャッ
「ッ⁉︎⁉︎」
これは……海楼石の手錠⁉︎
「おや…目が覚めたのか⁇」
ベット脇のソファーにグスタが座ってこっちを見ていた。
「さすがにそんな効かないか。睡眠薬。」
時計を見ると今は22:35となっていて、眠っていたのは10分程度だったようだ。
「…なんで…こんな…こと…ッ」
「なんで⁇そんなの簡単さ。君が美しいからだよ。美しいモノは手に入れたい主義なんだ」
当然だろう⁇と言うようにこちらに近づいてくるグスタ。
力が入らない……。
どうにかしなきゃいけないのに。
考えろ！
「さーぁて、睡眠薬程度では君には効かないことがわかったからね。今度はこれを飲んでもらおっか」
そういって白い粉が包まれたオブラートを手に持ってジリジリと近づいてくる。
「…それは……⁇」
「ん？ああこれ？見ればわかるだろう…クスリだよクスリ。ドラッグ。見てわからない⁇」
「ッ⁉︎」
当然だろうとでも言うように口角を上げるグスタ。
背筋が凍るのが感じられた。
「あぁ…いいね…その顔…。その恐怖と不安に歪んだ美しい女の顔…たまらないよ…‼︎」
舌舐めずりをする彼。
逃げなきゃ。
頭ではそう思うのに身体が全く動かない。
「ぅ…ッ」
必死でもがいてもグスタとの距離は近づいていく。
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いまり(プロフ) - ピーチさん» いつも見てくださりありがとうございます(^^)今日も更新するので読んでいただけると嬉しいです！ (2015年7月24日 8時) (
レス) id: 5b4a04795c (このIDを非表示/違反報告)
いまり(プロフ) - 大和さん» ありがとうございます♪最近遅れ気味ですが、更新頑張ります(^^) (2015年7月24日 8時) (レス) id: 5b4a04795c (このIDを非表示/違反報告)
ピーチ(プロフ) - いつも更新楽しみにしています！サボってば、本当にイケメン〜！これからも頑張って下さいね！ (2015年7月23日 17時) (レス) id: bcab0daf4a (このIDを非表示/違反報告)
大和 - サボ、可愛いしかっこいいし…更新楽しみにしてます！！ (2015年7月23日 9時) (レス) id: 07dedc38f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いまり | 作成日時：2015年6月29日 19時
