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☆75話☆ ページ4

メリオダスside



鎧巨人がゴウセルかと思ったけど、実はその隣にいた男がゴウセルだった

体の割に鎧がデカすぎる気がする
ゴウセルの身長の倍以上だ



それを踏まえてか、バンは興味深そうにゴウセルの周りをうろうろ見ながら回る



「へぇ〜鎧ん中はこうなってたんだな〜♪俺はてっきりおっさんが入ってるのかと……」

「声、歩き方、頬の傷……お前は不死身のバン<アンデット・バン>か?」

「うわその感じゴウセルだわ♪」



どんな感じなんだろうな
喋り方とか見分け方とかだろうけど


相変わらずの棒読みっぷりだ


次にゴウセルが俺に視線を移す



「ではあの、限りなく俺の知るメリオダスに似た少年は…」

「そうです!私が団長のメリオダスです!なんつって」



少しボケてみた。我ながらすべってないか心配だけど、まあいいとしよう


「このチビが七つの大罪の団長だと!?」

「え?そんなにショック?」



チビと言われて少しショックだ
こっちの方が気がかりなんだが…


「驚いたな」

「そうは見えねーけど?」



眉ひとつ動いてねーもんな
驚いたっつって「!」もないからわかんねぇもんだ



「んじゃあれ!ぜってー驚くぜ!」



そう言って今もなお縛られているキングを指差す
突然見られて本人も戸惑ってるご様子で



「キングだぜ!?」

「ぁっ……」

「いや、別人だ。声、骨格、体臭共に別物だ」

「体臭?」



体のにおいが?
…今度Aの匂い嗅いでみよう。クンクンと
いい匂いすんだろうなぁ



「………」




その考えは、キングが太ったことによってシャットアウトされた。今は考えないでおこう





「キモッ!!」

「………え?」

『本人だな」

「切り替え早っ♪」



その時暁闇の咆哮(ドーンロアー)の団長が手を叩く
雰囲気は先程のごとく重く張り詰めた



できれば、七つの大罪と暁闇の咆哮(ドーンロアー)と鎧巨人の三つ巴はさけたい

互いは互いの敵であり、鎧巨人は両方の敵でもある

どちらも部が悪すぎる



すると突然、ゴウセルが鎧巨人の首を….斬った
なんの前触れもなく、何を思ったのかこの時はわからなかった



「持っていけ」



とったソレを持ち、ゴウセルはスタスタ歩み寄る
ソレからは…なんとも悍ましい色をした血が垂れている

片手で、平然とした顔で首を持つゴウセルに、一同は固まった

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ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキー大罪キャラ

ディアンヌ「ねぇねぇ!ボクと一緒に遊ばない?」


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リオ(プロフ) - リムルさん» いえ!そんなそんな…ありがとうございます!! (2019年7月13日 23時) (レス) id: 0673ec93e1 (このIDを非表示/違反報告)
リムル - 我より1000000000000000000000倍ぐらい文を書くのが上手! (2019年7月13日 11時) (レス) id: 8728c9d5e2 (このIDを非表示/違反報告)
リムル - 感想:我感動! (2019年7月13日 11時) (レス) id: 8728c9d5e2 (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - 咲無さん» じゃあこみゅーに移動ね! (2016年6月1日 20時) (レス) id: 9dca1ab2b7 (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - 咲無さん» おいおい…w わかったよー! (2016年6月1日 17時) (レス) id: 9dca1ab2b7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リオ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rio1001/  
作成日時:2016年2月7日 20時

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