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☆58話☆ ページ27

貴女side


その夜
みんなそれぞれ寝静まったころ



「ではA、約束通り一緒に寝ましょう?」

「あ、うん。団長おやすみ〜」

「おやすみなさいメリオダス様」

「おう、おやすみ」



約束していたエリザベスと寝ること。彼女も私もきちんと覚えている
団長と寝るのもあったかかったけど、エリザベスと寝るのも好きだ


というわけでエリザベスのお部屋到着



「片付いてるねエリザベスの部屋」

「そ、そうですか?」

「さすが女の子!」

「Aも女の子でしょ?」

「あ、確かにね」



ちゃんと整理整頓されたお部屋はとても綺麗で、毎日掃除してるようだった
本当にしてるのかもしれないけれど

…私も部屋欲しいかも



「じゃ、寝よっか」

「はい!ではベッドで」

「二人いける?」

「大丈夫です!」


確かにここのベッドは大きい。余裕で2人すっぽり収まった


布団に潜ると、エリザベスがぎゅっと私にくっついた。私は抱き枕みたいになる



「エリザベス?」

「…寒いし。それに、Aにくっつくと落ち着くの」

「へぇ〜寒がりさんか。それに甘えたさんだね」





頭をなでなでしてあげれば、恥ずかしそうに頰を染め私の肩に顔を埋める。団長みたい

私も団長やエリザベスにくっつくと落ち着くな。本当大好き



……さて、どうしたもんかな
エリザベスが寝てからでもまだ起きてるでしょう。寝てたらまた明日にすればいいし


「おやすみなさいA」ギュッ

「うん、おやすみエリザベス」ニコッ



彼女か眠るまで、私はずっと背中を優しく撫でていた。ゆっくり眠れますようにって願いながら


数十分後、耳元で安らかな寝息が聞こえてくる。それに私は安心した



「癒される〜」



ばらけた髪をさらっと撫でて私はそっと起き上がる。ゆっくり彼女の腕を外し布団をかけた



「エリザベス、ごめんね」




ちょっと罪悪感に襲われる
すぐ戻ってくるからね。あっためるから


ガチャリとドアを閉めて階段を降りた


皆さんこいつどこいくんだよ。とかなんとかお思いでしょう



団長んとこだよ団長のとこ

聞きたいことや、言いたいことがあるから。みんなの前ではなかなか言えない

全部話してとは言わないけど、せめて今日のことだけは教えてほしい
とても大事な事な気がする



ほんの少しでいい。私のことを教えてください

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ヒナ(プロフ) - 誤字が気になります (2019年7月6日 14時) (レス) id: e00283715b (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - 誤字が気になります (2019年7月6日 14時) (レス) id: e00283715b (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - アクトさん» ありがとうございます! (2019年5月21日 21時) (レス) id: 0673ec93e1 (このIDを非表示/違反報告)
アクト - お気に入りです (2019年5月21日 16時) (レス) id: 6d51c4672c (このIDを非表示/違反報告)
歩未@アニメ大好き(ノ*゜▽゜*)(プロフ) - リオさん» はい! (2016年2月6日 10時) (レス) id: d80d27525f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リオ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rio1001/  
作成日時:2015年12月16日 21時

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