☆42話☆ ページ11
メリオダスside
さっきのAの頭痛はもしかしなくとも、拒絶反応。無意識のうちに浮かんできて、それを阻止しようとするAがいる
絶対まだ痛いはずなのにあいつはヘラっとしてる。彼女なりの気遣いだろうけど、不安は募るばかり
「団長早く〜!」
「ほは、ディアンヌ呼んでるよ?」
「……おう」
神器獲得は確実だしさくっとやっちゃおう。そのあと様子を見ればいい
「じゃ、ちょっと行ってくるね」
「つーかよ、エリザベスちゃんとAちゃんのみっともねぇのなんとかしねーとな」
ディアンヌの手に乗るスカーフ一枚姿のAとエリザベス。ホークは何やらそれが気に入らないようで
俺は全然いいのに
「よし。二人とも、一瞬でいいから腕あげてくれ」
「ほっ!よっ!スパッ!」
言われるがままに両腕を上げた一瞬
ホークが飛んで跳ねたと思えば、二人のスカーフがドレスになった。
うむ。これはこれでなかなかいい眺めだな
「あ、ありがとうホークちゃん」
「助かったよ〜。ホークありがとう」
「なにこの無駄にすごい特技!?」
ごもっともだキング。無駄にすごい。口だけしか使ってないのに
スカーフ一枚で作られたドレスは、それはそれは見事なもんで、今夜は陸もありだなと俺の中のメモに書き記した
「んじゃ、頑張ってねディアンヌ!団長もね!」
「俺ついでか?」
「クスクス 冗談…ごめんって」
「終わったら覚えとけ」
夜が楽しみである
「ではお二人さんリンクへ上がってくれぇ!」
「ま、神器獲得は確実なんだし、テキトーにやっか」
「ボクは団長にKOされちゃってるけどね〜!」
「メリオダフ〜!こっちむいてぇ〜!!」
……は?
後ろを見ると3人の女が偽名の方の俺を読んでいた。どの女も見たことがな
「今夜もまた、イケナイことしましょ?」
「ズルーイ!私もぉ〜!!」
「そんな筋肉女やっつけちゃってよ!!」
「おおっと!?メリオダフにピンク色の歓声が!!」
ピンク色の歓声ならあいつからもらった。あれ以上のものはないな
それよりもおれが問題視するのは、となりから感じるとてつもない殺気
心なしか地面も揺れてる気がするのは俺だけか。少なくともゴゴゴゴッ…って音は聞こえる
「おいディアンヌ……?」
「……こんの… 」
「え?」
「浮気者ぉーーっ!!」
地面が割れる音がして、俺の頭は地面と一体化した
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ヒナ(プロフ) - 誤字が気になります (2019年7月6日 14時) (レス) id: e00283715b (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - 誤字が気になります (2019年7月6日 14時) (レス) id: e00283715b (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - アクトさん» ありがとうございます! (2019年5月21日 21時) (レス) id: 0673ec93e1 (このIDを非表示/違反報告)
アクト - お気に入りです (2019年5月21日 16時) (レス) id: 6d51c4672c (このIDを非表示/違反報告)
歩未@アニメ大好き(ノ*゜▽゜*)(プロフ) - リオさん» はい! (2016年2月6日 10時) (レス) id: d80d27525f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リオ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rio1001/
作成日時:2015年12月16日 21時