☆33話☆ ページ41
貴女side
私とエリザベスが同時に叫んだ。それはもう必死に
さすがの団長でも死んじゃう……!!
死なないで……
すると、砂埃の中から声が聞こえた。聞き覚えのある安心する声が
「しっ……A、エリザベス、ダメだろ?」
「ふぇ?」
「へ?」
「あ?」
誰もが頭にハテナを浮かべた。私ももちろんその1人だ。いや、冷静に考えばそんなことはないか
それ以上に、生きてくれてよかったという思いの方が強かった
私はたぶん、団長が誰よりも大切なんだろう
仲間だからそれは当然なんだけど、なにかが違うような0
「あら?立ってるのはメリオダフただ一人。バーンは何処?」
「ほれ、あそこ」
団長が指差した方角には、崖にめり込んだバンがいた。骨とかなんかやばくないか
「え〜……ということは……」
「俺の勝ち!にししっ」
「勝者!メリオダフーーー!!」
観客が完成を上げる中、私たちは深刻な顔でいた…
「ディアンヌ……」
「うん…」
「さっき…オイラ妙なもの見た気がする……」
「いいや……ボクにははっきり見えたよ…バンは確かに団長に渾身の一撃を与えた…でも……団長の手はバンの手を握り潰していたんだ……」
「額に……黒い紋様……」
「………」
団長、使ったんだ。___魔神の力
私は全然上手く使えない。団長に、自分がそれであることを聞いた
使ったことすらないかもしれない
「あの姿の団長…前にも見たことがある……なんだろう…不安な感じがするの……」
「よぅお前ら。なんだよしけた顔して?」
観客たちに拍手を受けながら団長がこちらにくる
一気に場の雰囲気が変わった。さっきのがまるで嘘のようだ
「あ、いや………体のほうはもういいの?」
「あぁ。バンをぶっ飛ばしたらすっきりした」
「じゃああれは一体…」
「どうした!珍しく緊張してんのか?次の相手もなかなかだからな」
「わぁ大変!……はい団長!優しくしてね」
そう言ってディアンヌはリングへ
私たちは
「あっ…」
「ふむ……」
スカーフをかけて団長の手のひらへちょこんっ
私たちを見た団長は、にへーっと何か企むように笑った。じーっと見られていることに羞恥心を感じ、私とエリザベスは頰を染めた
エリザベス、変なことされなきゃいいけど…
「(Aが大変なことに……)」
エリザベスも同じようなこと考えてるなんて、私は知らない
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リオ(プロフ) - 桜花さん» それでも構いませんし。コメント欄にある私の名前もURLになっています。私の作品一覧が載ってあるので、「生命の罪」というか作品を探してみてください。 (2019年7月3日 21時) (レス) id: 0673ec93e1 (このIDを非表示/違反報告)
桜花 - リオさん» 返事有難うございます。ページですか?それは何処にありますか?コメント欄の下にある作者ホームページの事でしょうか? (2019年7月3日 16時) (レス) id: ceece7fa78 (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - 桜花さん» とても有り難いコメントありがとうございます。続編をとてもゆっくりですが続けて書いています。よろしければ私のページから見てみてください。拙い文ではありますが、見ていただけると幸いです。ありがとうございます。 (2019年7月3日 16時) (レス) id: 0673ec93e1 (このIDを非表示/違反報告)
桜花 - リオさん» まだメリオダス夢かいていますか?もし此が届いてみていたら知りたいので何かしらの返事か更新が知りたいです。 (2019年7月3日 8時) (レス) id: ceece7fa78 (このIDを非表示/違反報告)
桜花 - 初めてよみましたがとても良かったです。この続きが気になるのとまだ占いツール?続けいるのか知りたいです。見ているかも分かりませんがもし見ていたら返事がほしいです。 (2019年7月3日 8時) (レス) id: ceece7fa78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リオ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rio1001/
作成日時:2015年11月13日 17時