[メリオダス]消えたもの

☆1話☆ ページ5

メリオダスside


俺たちは、エリザベスの頼みで七つの大罪を集めてる


目的は聖騎士たちの暴走を止めるため
昔と違ってなーんかよくないことが起こってるみたいだしさ



で、ディアンヌとバンまで揃ってるんだ
今はキングを探しに次の街へ




「メリオダス様、次はどちらに？」


「ああ。死者の都。そこでキングを探す」


「クソデブは死んだって話じゃねーのか〜？」


「ま、今のところ手がかりはそれだけだしな…」


「ボクAに会いたいなぁ〜。団長、Aの情報ないの？」


「残念ながら手がかり0だ」




俺だってAに会いたい…


でも酒場をしててもAの情報は入らねぇ…
どこの街で聞いてもデタラメだったりデマだったりだ



A……


お前は今どこにいるんだ？




「……う……団ち……！団長！！」


「あ、わりー…ボーッとしてた…」




やべっ…Aのこと考えてたらつい
心配かけちまった



「大丈夫ですか？」


「へーきへーき」


「ところでAとは一体…？」




あ、エリザベスは知らなかったよな
っていうか有名ってわけでもないんだよな。残念なことに



「八人目の大罪人、殺意の罪(イーグル・シン)のAだよ」


「チョーがつくほどかわいいやつ♪」


「それってもしかして……」


「エリザベスちゃんどうかした？」


「あ、ううん！ちょっと知り合いを思い出しただけ…」




そんな会話をしてたら、死者の都に到着だ
といっても寂れた集落なわけだけども



まさかA……ここにいないよな……？




微かな不安が脳をよぎった

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