茶店でレスカ、ご一緒に。2

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最近どーも朝が起きれない……




母ちゃんに叩き起こされ、
無理矢理体を起こして支度をする。






俺のトレードマーク、

ビシッと決めたリーゼントは、

時間をかけて丁寧に丁寧に………









「勝俊ッッッ！！！！あんたいつまで洗面所にこもってんのよ！！！！！！！！」









……出来そうもねぇぜ…









最近ずっとこんなチョーシだ。





これじゃAさんに会うことなんざできやしねぇ。





こんなカッコわりートコ、見せられっかよ……









そろそろ早く起きるよーにしねーとな、


最近、朝迎えに行けてねーんだ。





電話をしよーにも何故だか繋がらねーし、


直接会おーじゃねぇかと下校するのを待ってみても全く会えやしねーときた。




なんなんだ？こりゃ一体……









もしかして、避けられてんのか………？









いや、Aさんに限ってそんなこと……！！









なんだか最近、谷川もミョーに話が上の空で、ちゃんとオレの相手をしてくれるのは明美ちゃんぐらいだ。



…仕方なく、明美ちゃんと過ごすことが増えていた。





もしかしてホントーに俺に気があるんじゃ……




なんて期待も少しだけ。



…ホントに少しだからナ！！？！！？









……でもやっぱりAさんに会わねーと気が狂っちまう。





そう思って今日は早く起きて、

ビシッとリーゼントを決め、


谷川を引き連れて、


軟高の正門に立ってるわけだ。








そして見えてきたのは、






オレが今一番会いたかった人……



と、









＿今一番見たくなかった光景だった。

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