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chi
心配そうに覗きこむ涼介が、
涼「ちぃ、何か食べた方がいいよ。」
「…」
喉の辺りでつっかえて、
『おなか、すいてない。』
思っていることが言えず、黙ったボク。
困ったような、泣きそうな表情の涼介が、
涼「お腹、空いてないのは分かるけど…。少しでいいから、ね!」
何でもお見通しの涼介。
涼「すぐ戻ってくるから、ちょっと待っててね。」
そう言い残し、キッチンへ向かっていった。
涼介が作ってくれた お粥。
やわらかくて、優しい味がして、
「おいしっ…。」
少しだけ食べることができた。
涼「こんな時まで、いい子でいなくていいんだよ。」
涼介の言ってる意味は、分かんなかったけど、このあと、涼介が頭をなでてくれたから、ボクは安心して、また、眠ることができたんだ。
ryo
ちぃは、いい子すぎるんだよ。
こんな時まで。
こんなに弱って、調子が悪いんだから、もっと わがまま言っていいと思うのに。
もっと、困らせていいんだよ。
俺、ちぃのためなら、何だってするからね。
chi
数日後
涼介の献身的な看病のおかげで、ボクは元気を取り戻したんだ。
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ゆう(プロフ) - 俄かマロマロさん» 俄かマロマロさん、コメントありがとうございます。この作品を好きになっていただき、嬉しいです。少しでも、更新できるように、がんばります! (2020年9月23日 20時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
俄かマロマロ(プロフ) - はじめまして!最近この小説と出会って読み始めたのですがとても面白くてハマってしまいました。続き楽しみにしてます!頑張ってください。 (2020年9月22日 22時) (レス) id: 07769ffa6b (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - みみさん» みみさん、コメント嬉しいです。『ちぃちゃん かわいい。』一番の褒め言葉です。ありがとうございます。最近、なかなか更新できなくて、すみません。少しでも更新できるように、がんばります。 (2020年9月10日 5時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - ちぃちゃん、可愛いです!続きを楽しみにしています(*'▽'*) (2020年9月9日 19時) (レス) id: 41a8e8b8b7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - ハニーさん» ハニーさん、コメントありがとうございます。かわいい ちぃちゃん、たくさん書く予定なので、ぜひ、読んでください。 (2020年8月7日 22時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
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