新しいお家 ページ4
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ボクの飼い主が決まったの。
キレイな顔のお兄さんが、昨日、ボクを抱っこしてくれたとき、家族になるって言ったんだ。
そして、ボクに名前を付けてくれた。
『ちぃ』って。
んふふ、いい名前でしょ。
とっても、気に入ってるんだ。
そのお兄さんが、もうすぐ、迎えに来てくれるから、嬉しくて、嬉しくて。
ゲージの中を、動き回っているんだ。
そんな訳で、お兄さんが迎えに来てくれた時には、はしゃぎすぎて、眠くなってしまったの。
涼「あれ? なんか、元気ない…ですか?」
『くぅん。』
店長「あぁ、今日ね、なんだかテンション高くて、ずっと動き回ってたから、疲れちゃったんじゃないかな。」
涼「そうなんですか?」
頭をなでなでされて、ふわっと身体が浮き上がる。
涼「ここで、ゆっくり眠るといいよ。」
移動用の小さなケースに移され、身体全体を優しくなでられれば、重かった瞼が、さらに重くなって、ボクは、すうっと、夢の中へ。
涼「ふふふ、もう、寝ちゃった。かわいいなぁ。」
次に目が覚めた時、ボクは、知らないところにいた。
ここは、どこ?
むくっと立ち上がって、キョロキョロすると、
涼「あ、ちぃ、起きた! おいで。」
手を伸ばしてくるのは、キレイな顔のお兄さん。
ここは、お兄さんの家?
トテトテと、歩いて近づくと、軽々とボクを抱き上げ、
涼「ここが、おまえの新しいお家だぞ。」
『
涼「嬉しいか? ちぃが喜んでくれたら、俺も嬉しいぞ。」
にっこり笑うお兄さん。
ボクの気持ち、ちゃんと、伝わったみたい。
今日から始まる、ここでの暮らしが、とっても楽しみになったんだ。
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ゆう(プロフ) - 俄かマロマロさん» 俄かマロマロさん、コメントありがとうございます。この作品を好きになっていただき、嬉しいです。少しでも、更新できるように、がんばります! (2020年9月23日 20時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
俄かマロマロ(プロフ) - はじめまして!最近この小説と出会って読み始めたのですがとても面白くてハマってしまいました。続き楽しみにしてます!頑張ってください。 (2020年9月22日 22時) (レス) id: 07769ffa6b (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - みみさん» みみさん、コメント嬉しいです。『ちぃちゃん かわいい。』一番の褒め言葉です。ありがとうございます。最近、なかなか更新できなくて、すみません。少しでも更新できるように、がんばります。 (2020年9月10日 5時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - ちぃちゃん、可愛いです!続きを楽しみにしています(*'▽'*) (2020年9月9日 19時) (レス) id: 41a8e8b8b7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - ハニーさん» ハニーさん、コメントありがとうございます。かわいい ちぃちゃん、たくさん書く予定なので、ぜひ、読んでください。 (2020年8月7日 22時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
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