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ryo
「ちぃ、食べよっか。」
スプーンとフォークを手渡しながら、伝えれば、
ちぃ「うん。てを あわせてください。」
パチンと両手を合わせて、
2人「「いただきます。」」
「俺、苺が好きなんだぁ。」
一口目は、やっぱり苺でしょ。
フォークで苺をさして、ぱくっと食べる。
「んー、おぃしい。ちぃも、どうぞ。あ〜ん。」
フォークでさした苺を ちぃの口元に持っていけば、
ちぃ「あ〜ん、んぐ、んぐ。」
目を大きく開けて、めっちゃ驚いた顔。
ちぃ「すっごく、あまくて、おいしいねぇ。」
「だろ?」
苺の美味さが、ちぃにも分かってもらえて、俺は嬉しいよ。
この後は、おしゃべりしながら食べ進め、最後に1つだけ残った苺。
ちぃが、手を伸ばし、フォークで、すっと、さした。
あ…、苺。
食べたかったな。
でも、ちぃが食べたいなら…。
俺は…、がまん、がまん。
俺を見て、にこって笑った ちぃが、
ちぃ「はい、りょぉすけ、あ〜ん。」
「え、俺? 食べていいの?」
ちぃ「うん、だって、りょぉすけ、いちご、すきなんでしょ。」
「ありがとう。あ〜ん♡」
ぱくんと、一口で。
顔のニヤケが止まんないよ。
宏「お〜、2人ともラブラブだねぇ。」
げっ、薮ちゃんに、見られてたとは…
宏「涼介、その顔、ヤバイわ!」
あはは…
ちぃ「ねぇ、こぉた、らぶらぶって、どういう いみ?」
宏「ふふ、涼介と ちぃは、仲がいいねってこと。」
ちぃ「うん、ボク、りょぉすけのこと、だいすきだもん。」
キラッ キラの笑顔で言われて、嬉しいけどさ。
ただ、問題は、
宏「大好きだって、よかったな、涼介!!」
テンションが上がった薮ちゃんに、二の腕をバシバシ叩かれる。
はぁ〜
「ちぃ、そろそろ帰ろっか。」
ちぃ「こぉた、ばいばい。」
宏「ちぃ、また、おいで。」
ちぃ「うん。」
宏「あ、涼介もな。」
俺は、付属か!?
ちぃと薮ちゃんが、こんなに仲よくなるなんて…。
嬉しいような、寂しいような、複雑な気持ちの俺とは、対称的に、ルンルンな ちぃ。
危なっかしいから、ちゃんと手を繋いで帰ったよ。
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ゆう(プロフ) - 俄かマロマロさん» 俄かマロマロさん、コメントありがとうございます。この作品を好きになっていただき、嬉しいです。少しでも、更新できるように、がんばります! (2020年9月23日 20時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
俄かマロマロ(プロフ) - はじめまして!最近この小説と出会って読み始めたのですがとても面白くてハマってしまいました。続き楽しみにしてます!頑張ってください。 (2020年9月22日 22時) (レス) id: 07769ffa6b (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - みみさん» みみさん、コメント嬉しいです。『ちぃちゃん かわいい。』一番の褒め言葉です。ありがとうございます。最近、なかなか更新できなくて、すみません。少しでも更新できるように、がんばります。 (2020年9月10日 5時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - ちぃちゃん、可愛いです!続きを楽しみにしています(*'▽'*) (2020年9月9日 19時) (レス) id: 41a8e8b8b7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - ハニーさん» ハニーさん、コメントありがとうございます。かわいい ちぃちゃん、たくさん書く予定なので、ぜひ、読んでください。 (2020年8月7日 22時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
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