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ユリ-side
部屋に戻って、ドアをパタンと閉めると、それまで、我慢していた涙が溢れ出す。
壁にもたれて、崩れ落ちる。
「ん"…、っ、くっ…。」
声を押し殺して、泣きつづける。
わたしには、どうにもならない。
もう、決まってしまったことだから。
分かっていても、涙は止まらないよ。
コン コン コン
ドアをノックする音。
？「ユリ？」
この声は…、お母様。
「…」
返事ができずにいると、
ケイ「いるんでしょ？ 入るわよ。」
ガチャ
ドアが開き、お母様が入ってきた。
暗い部屋で、うずくまって泣いているわたしを見つけると、ゆっくり近づいてくる。
目の前にしゃがんで。
同じ目線の高さになって、
ケイ「ユリ。」
穏やかな、優しい声で名前を呼ばれると同時に、肩に温かい感触。
ケイ「泣かないで。」
「…お、かあ、さま。」
抱きつくわたしを受け止め、ぎゅっと。
ケイ「つらい思いをさせてしまって、ごめんなさいね。」
お母様が謝ることじゃない。
ケイ「あなたの婚約は、この国のためなの。」
分かってるよ、そんなこと。
ケイ「最近、ユリは、綺麗になったわね。」
優しく頭を撫でてくれる。
ケイ「きっと、好きな人が、いるのね。」
お母様は、気づいていたんだ。
リョウのことを全部話したの。
ロッソ王国の人だということは隠して。
お母様に聞いてもらって、ちょっとだけ、胸が軽くなった気がする。
ケイ「リョウさんが、好きなのね。」
「ん。」
こくっと頷く。
でも、この国のみんなを守りたい。
わたし…、
「ユト様と…、結婚します。」
…
１つ追加設定です。
リョウは自分がロッソ王国の王子だとユリに話してないということで。
よろしくお願いします。
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ゆう(プロフ) - hallさん» hallさん、コメントありがとうございます。おまけ、�△任垢諭� 了解です。おまけは、�△瞭睛討砲覆蠅修Δ任后Ｂ膵イ�って言ってもらえて、嬉しいです。これからも、よろしくお願いします！ (2020年3月16日 5時) (
レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
hall(プロフ) - ゆうさんお疲れ様でした！！おまけ話�△�読みたいです(>_<)ゆうさんの作品を見て大好きなので楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年3月16日 0時) (レス) id: c7890d568e (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - happy0511さん» happy0511さん、コメントありがとうございます。ゆうの作品、好きになってくれて、嬉しいです。おまけ、�△任垢諭� また、読み返してもらえるように、がんばります。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - かほさん» かほさん、コメントありがとうございます。他の作品も読んでくださり、嬉しいです。おまけ、�△任垢諭� やっぱり、やまちね ですかね〜 今後とも、よろしくお願いします。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
happy0511(プロフ) - コメント失礼します。流星の詩いつも更新楽しみにしてました。おまけ出来れば、�△�読みたいです!ゆうさんの他の作品も大好きでよく読み返してます。これからも頑張って下さい!! (2020年3月15日 14時) (レス) id: 26f4520a2b (このIDを非表示/違反報告)
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