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涼介-side
スタジオでの撮影が終わり、楽屋に戻ると、おもむろに衣装を脱いで、着がえを始める知念。
男同士だし、メンバーの裸なんて、見慣れてるから、みんな何も気にしない。
俺も、そんな一人のはずだった。
ふと、目に入った。
知念の胸元に、釘付けになる。
え…！？
素肌に、赤い石。
あまりに、じーっと見つめてしまって、知念にも気づかれた。
侑「りょ、…すけ？ あの…、な、なに？」
はっと、我に返る。
「あ、ごめん。その…、ネックレス、めずらしいなと思って。」
侑「あ、これ？」
知念が、ネックレスを持ち上げる。
「赤い、石…、ゆび、わ？」
にっこり、微笑んだ知念が、
侑「うん、いいでしょ。」
なんで、その指輪を知念が持ってるの？
聞きたいことは、たくさんあるはずなのに、言葉が喉にひっかかって、
「…、そ、れ。」
うまく話せない。
俺の普段とは違う様子を察したのか、知念が丁寧に説明を始める。
侑「これね、おばあちゃんからもらったんだよ。僕が東京で一人暮らしを始めるって知って、引っ越しの日に、わざわざ会いに来てくれて、『これは、侑李が持っているべきものなんだよ。』って。大切なものらしいんだけど。」
知念が持っているべきもの…？
「…」
黙って固まっている俺が、知念には似合わないって思ってると感じたのか、
知念が、肩を竦めて、言葉を続けた。
侑「赤って、僕っぽくないよね。」
「そんなことない！」
突然、大声で返した俺に、驚いた知念が、
侑「ぁ、ありがと。」
そのあと、嬉しそうに、んふふと小さく笑って、
侑「『この指輪が僕を守ってくれる。』って、おばあちゃんが言ってたんだ。一人暮らしって、心細くて、つけてると強くなれるような気がして。」
大丈夫そうに見えて、知念は、がんばっていたんだ。
一人暮らしを始めたのは、知ってたけど、不安そうな素振りなんて、見せなかったから…。
侑「あとね…。」
何か言いたそうだったけど、
侑「んー、まぁ、いいや。何でもない。」
そのあと、黙ってしまった知念。
服を着たから、指輪は隠れてしまったけど。
あの指輪は、絶対に。
俺が、見違えるはず、ないもの。
あの時、ユリと交換したガーネットの指輪だ。
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ゆう(プロフ) - hallさん» hallさん、コメントありがとうございます。おまけ、�△任垢諭� 了解です。おまけは、�△瞭睛討砲覆蠅修Δ任后Ｂ膵イ�って言ってもらえて、嬉しいです。これからも、よろしくお願いします！ (2020年3月16日 5時) (
レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
hall(プロフ) - ゆうさんお疲れ様でした！！おまけ話�△�読みたいです(>_<)ゆうさんの作品を見て大好きなので楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年3月16日 0時) (レス) id: c7890d568e (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - happy0511さん» happy0511さん、コメントありがとうございます。ゆうの作品、好きになってくれて、嬉しいです。おまけ、�△任垢諭� また、読み返してもらえるように、がんばります。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - かほさん» かほさん、コメントありがとうございます。他の作品も読んでくださり、嬉しいです。おまけ、�△任垢諭� やっぱり、やまちね ですかね〜 今後とも、よろしくお願いします。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
happy0511(プロフ) - コメント失礼します。流星の詩いつも更新楽しみにしてました。おまけ出来れば、�△�読みたいです!ゆうさんの他の作品も大好きでよく読み返してます。これからも頑張って下さい!! (2020年3月15日 14時) (レス) id: 26f4520a2b (このIDを非表示/違反報告)
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