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ユリ-side
お母様のお誕生日のパーティーで、幸せそうなお父様とお母様の姿を見ていたら、急にリョウに逢いたくなって、密かにお城を抜け出したの。
リョウへの想いが、日に日に大きくなって、もう、隠しておけなくて。
好きが、心から溢れだしちゃう。
もし、『流星の丘』で、逢えたら告白しようって。
だから、寝転ぶリョウを見つけたとき、心が踊ったんだ。
でも、いざとなると勇気が出なくて…。
時間だけが過ぎて。
沈黙に耐えられず、話し始めた私に、きっと、神様が力を貸してくれたんだと思う。
「ずっと、前から…、リョウのことが、す…「ちょっと、待って！」」
私の『すき』って言葉は、リョウの言葉によってかき消された。
そして、突然、後ろから抱きしめられて。
心臓が、ドクン ドクン。
リョウ「その後の言葉は、俺に言わせてよ。」
期待と不安で。
１秒も永遠に感じるくらいの時間。
リョウ「ユリが、すきだよ。」
身体中が熱くなって、心が震えたの。
ずっと、想ってたよ。
リョウのこと。
わたしも、伝えなきゃ。
「わたしも、リョウが、すき。」
抱きしめている腕の力が、少しゆるんで、
リョウ「ユリ…？」
「ん？」
名前を呼ばれた条件反射で、身体をねじって、振り向けば、私を、まっすぐに見つめるリョウと目が合う。
反らすことができず、そのまま。
リョウの整った綺麗な顔が、近づいてきて。
なんとなく、分かった。
私たち、キス…、するんだ。
きゅっと、目を閉じる。
ぷにっと。
唇に柔らかい感触。
思わず目を開けると、至近距離にリョウ。
目を閉じているから、睫毛の長さが際立って。
きゅん。
あぁ、やっぱり、かっこいい。
ここからは、全てがスローモーションのように、ゆっくりと時が流れる。
唇が離れ、目を開けたリョウと、また目が合う。
恥ずかしいのに、反らすことができない。
次の瞬間、ふわっと笑顔になったリョウにつられて、私もにこって、テレ笑い。
くすぐったくて、胸がいっぱいで。
心が、あったかくなったよ。
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ゆう(プロフ) - hallさん» hallさん、コメントありがとうございます。おまけ、�△任垢諭� 了解です。おまけは、�△瞭睛討砲覆蠅修Δ任后Ｂ膵イ�って言ってもらえて、嬉しいです。これからも、よろしくお願いします！ (2020年3月16日 5時) (
レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
hall(プロフ) - ゆうさんお疲れ様でした！！おまけ話�△�読みたいです(>_<)ゆうさんの作品を見て大好きなので楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年3月16日 0時) (レス) id: c7890d568e (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - happy0511さん» happy0511さん、コメントありがとうございます。ゆうの作品、好きになってくれて、嬉しいです。おまけ、�△任垢諭� また、読み返してもらえるように、がんばります。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - かほさん» かほさん、コメントありがとうございます。他の作品も読んでくださり、嬉しいです。おまけ、�△任垢諭� やっぱり、やまちね ですかね〜 今後とも、よろしくお願いします。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
happy0511(プロフ) - コメント失礼します。流星の詩いつも更新楽しみにしてました。おまけ出来れば、�△�読みたいです!ゆうさんの他の作品も大好きでよく読み返してます。これからも頑張って下さい!! (2020年3月15日 14時) (レス) id: 26f4520a2b (このIDを非表示/違反報告)
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