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涼介-side
紅茶の入ったカップをテーブルに置き、侑李の隣に座り、
「一緒じゃ、そんなにイヤ？」
侑「んーん、イヤじゃないけど…。」
「けど、なぁに？」
侑「だって、『あ〜ん。』てするの、恥ずかしいじゃん。」
何だ、そんなこと？
「だいじょうぶだって。誰も見てないんだし。」
俺は、楽しみだけどな！
ナイフとフォークを手に取り、素早く切り分け、
「イチゴとバナナ、どっちがいい？」
侑「んー、イチゴ。」
照れながらも、ちゃんと答える侑李がかわいくて、頬がゆるむ。
ホットケーキの上にイチゴを乗せ、フォークでさして、
「はい、どうぞ。あ〜ん。」
侑李の口元に持っていけば、
遠慮がちに、ぱくんと。
「どう？」
侑「ん、おいひぃ。」
にっこり笑顔で、モグモグ食べる姿が、小動物みたいで、かわいくて、ずっと見てられる。
「おれも食べたいなぁ。」
催促すれば、今度は侑李が、フォークを持って、一口サイズにしたホットケーキの上にイチゴを乗せて、俺の口元まで持ってくるけど、
侑「ん。」
恥ずかしいのか、何も言ってくれない。
仕方ないから、
「あ〜ん。」
自分で声を出して、食べる。
「ん、おいしいね。」
二人で、ホットケーキを完食して、ふと、気がつく。
「ゆうり。」
侑「ん？ なぁに？」
「ふふ、ついてる。」
左のほっぺに、キャラメルソース。
人差し指で、ぷにっと絡めとり、ペロッとなめる。
「ん、あまくて、おいしい。」
驚き固まった侑李の唇をペロッとなめて、ちゅっと奪う。
「こっちの方が、１００倍、あまい。」
真っ赤になって、
侑「もうっ、りょぉすけっ！！」
ぷんぷん怒る侑李。
こんな感じで、おうち時間、楽しんでます。
fin
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はなん(プロフ) - 楽しみにしてます！ (2020年7月24日 22時) (
レス) id: 039a9f3787 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - はなんさん» はなんさん、コメントありがとうございます。 次は、ステイホーム期間中のお話を考えてます。 (2020年7月24日 12時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
はなん(プロフ) - 久しぶりに、お話見れて 嬉しかったです！！ つぎも、楽しみにしています！ (2020年7月23日 23時) (レス) id: 039a9f3787 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - みるく餅さん» みるく餅さん、コメント、ありがとうございます。 (2020年3月7日 11時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - mui☆さん» 喘息持ちで、過呼吸っぽい感じなら、かけそうです。病気の知識、あんまりないので、できる範囲で、書かせてもらいますね！ (2020年3月7日 11時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
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