翌朝のお話 ページ34
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『流星の詩』の続編です。
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涼介-side
俺たちが、初めて繋がった日の翌朝。
幸せな気持ちで、目を覚ました俺の隣には、侑李がいる。
しばらく、その天使のような寝顔を、にやけた顔で見つめていた。
かわいいなぁ。
長いこと見てるけど、起きる気配がないどころか、微動だにしないから、さすがに心配になっていた。
規則正しく呼吸もしてるし、顔色だって悪くない。
大丈夫なはずなのに。
このまま、目を覚まさなかったら、どうしよう…。
そんな不安に掻き立てられて、おそるおそる手を伸ばし、艶々した黒髪を撫でてみる。
目を覚ませ…。
そう願いながら、前髪をかき上げ、額に、ちゅっと。
唇が離れたとたん、
侑「ん"ー」
へ…！？
ドキン
起きた？
固まる俺。
寝返りをした侑李は、俺に背を向け、また、動かなくなる。
ほっ、よかった。
動かなくなった背中を、じっと見てたけど、何か、気持ちが抑えられなくなっちゃって。
後ろから、ピタッとくっついて、腰の辺りに腕を回し、ぎゅぅと引き寄せる。
さすがに、これには、目覚めたようで、
侑「…すけ、も、う…、なんなの。まだ、ね、むいのに…。」
完全に、機嫌の悪いときの声のトーン。
「…ごめん。」
怒らせちゃった。
侑李の背中に顔を埋めたまま答える。
「なかなか起きないから…、心配で。」
侑「…」
何の反応もないから、いろいろと不安になるじゃん。
嫌われた…？
「ねぇ、こっち、むいて。」
無理やり、こっちを向かせれば、なぜか、真っ赤な顔で。
「え…っと…。」
こっちが、戸惑うじゃん。
侑「き、のうは、ごめんね。」
は？
なんで、謝るんだ？
俺の頭の中は、？でいっぱい。
侑「ぼ、く…、そのまま、ねちゃって…。その、か、たづけとか…、ぜんぶ、りょぅすけに、させちゃって…。」
「そ、そんなこと！！ 俺の方こそ…。」
ごめん、とつづけようとした時、それまで目を合わせなかった侑李が、まっすぐに、俺を見つめ、
侑「また、しようね。」
消えちゃいそうなくらい小さな声だったけど、確実にそう言ったよね。
…
どうも、ゆう です。
長いこと放置状態で、なんか創作意欲がわかず、気づけば数ヵ月。
すみません。
自分好みの あまあまなやまちね。
ちょっと書いてみようかなぁって。
需要、ありますか？
とりあえず、この話、もう少しつづきます。
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はなん(プロフ) - 楽しみにしてます！ (2020年7月24日 22時) (
レス) id: 039a9f3787 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - はなんさん» はなんさん、コメントありがとうございます。 次は、ステイホーム期間中のお話を考えてます。 (2020年7月24日 12時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
はなん(プロフ) - 久しぶりに、お話見れて 嬉しかったです！！ つぎも、楽しみにしています！ (2020年7月23日 23時) (レス) id: 039a9f3787 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - みるく餅さん» みるく餅さん、コメント、ありがとうございます。 (2020年3月7日 11時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - mui☆さん» 喘息持ちで、過呼吸っぽい感じなら、かけそうです。病気の知識、あんまりないので、できる範囲で、書かせてもらいますね！ (2020年3月7日 11時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
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