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侑李-side
お風呂に入る涼介を見送ってから、ソファーに ドサッと座って、テレビをつけた。
さっきからTVの内容は全く頭に入ってこない。
涼介と同棲して、初めての夜。
はぁ…、緊張する。
付き合って、もう、１年と半年がたつのに、僕たちは、まだ キスしかしたことがない。
いのちゃんに言ったら、ありえないって言ってた。
そういう雰囲気にならなかった訳じゃないけど、僕が怖がっちゃったから。
涼介は、それ以上 求めては来なかった。
僕のこと、一番に考えてくれて、嬉しかったけど、それから、ずっと…、涼介には我慢させてしまっている。
だから、今日は、涼介の気持ちに応えたい。
前世の僕は、女の子だったんだよね。
でも、今は、男だから。
ガリガリの身体で、女の子と違ってやわらかくないし、胸だって ぺっちゃんこだ。
こんな身体じゃ、涼介 幻滅するかもしれない。
涼介に嫌われたら…って考えると、怖いんだ。
それに、この前 勉強のためにって、いのちゃんと、男の人と女の人がそういうことしてるビデオを見たんだ。
女の人の口から漏れてた あの声が、耳から離れなくて。
自分が、あんな声を出すのかって想像しただけで、ムリ、ありえない。
どうして 僕は、女の子に生まれてこなかったんだろ…。
涼介だって、ガーネットの指輪を持っていたのが、僕みたいなやつで、がっかりしたんじゃないか。
仕方なく、付き合ってるんじゃないか。
なんて、ネガティブな考えに陥って、へこんで。
涼介に限って、そんなことはない。
だって、僕を見つめる あのまっすぐな瞳には、嘘 偽りは感じられないもん。
考えれば考えるほど、堂々巡りの繰り返し。
涼「…り、ゆうり。」
ハッとして、我にかえると、目の前には心配そうに覗き込む涼介のドアップ。
「う…わぁ！！ りょ、りょうすけ！！」
ビックリして、大声を出しちゃった。
涼「考えごと？」
「え…っと、まぁ、そんなとこ。」
やばい、心臓が、異常な速さで脈打ってる。
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はなん(プロフ) - 楽しみにしてます！ (2020年7月24日 22時) (
レス) id: 039a9f3787 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - はなんさん» はなんさん、コメントありがとうございます。 次は、ステイホーム期間中のお話を考えてます。 (2020年7月24日 12時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
はなん(プロフ) - 久しぶりに、お話見れて 嬉しかったです！！ つぎも、楽しみにしています！ (2020年7月23日 23時) (レス) id: 039a9f3787 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - みるく餅さん» みるく餅さん、コメント、ありがとうございます。 (2020年3月7日 11時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - mui☆さん» 喘息持ちで、過呼吸っぽい感じなら、かけそうです。病気の知識、あんまりないので、できる範囲で、書かせてもらいますね！ (2020年3月7日 11時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
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