流星の詩『はじめて』 ページ31
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裏に入るまでの前置きが長くなってしまうかもしれませんが…、すみません。
楽しんでもらえるように、がんばります。
同棲初日、『おまけ』の続きです。
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涼介-side
初めて、2人で
知念の心の準備ができるまで、待つって 決めたんだ。
あれから、1年半。
そういう雰囲気にならなかった訳じゃないけど、知念が固まったり、震えたりしているのを、見て見ぬふりできるほど、俺はデリカシーのない男じゃない。
結局、キス止まりなまま。
夕ごはんを食べ終わって、片付けをしている間に、知念に先にお風呂に入るよう促す。
できるだけ自然に。
知念が意識しないように、いつも通りで。
ガチャ
バスルームとリビングをつなぐドアが開き、濡れた髪の毛をタオルで、わしゃわしゃ拭きながら、知念がやって来た。
侑「涼介、お待たせ。あ〜、気持ちよかったぁ。次、どうぞ。」
「ん、ありがと。行ってくるわ。」
湯船につかって、考え事。
男同士で どうやるかとか、相手を気持ちよくするには どうしたらいいかとか、俺なりにちゃんと勉強した。
裕翔とのことが、トラウマになってるかもしれないから、知念の気持ちを一番に考えなきゃとは思うけど、同棲初日の今日を逃したら、ずっと先には進めないような気がしてしまうのは、俺だけだろうか。
だからと言って、嫌がるのをムリやりってのは、違う気がするし。
あ"〜、もう、俺はどうしたらいいんだ。
頭を冷やすために、ぬるめのシャワーを浴びて、お風呂から出た。
リビングへ行けば、ソファーに座って、テレビを見る知念を見つける。
俺が来たことに、気付いてないみたい。
「ゆうり。」
名前を呼ぶけど、反応なし。
まさか、寝ちゃった?
覗き込んで、
「ゆうり。」
侑「う…わぁ!! りょ、りょうすけ!!」
そんなに驚くってくらい、大袈裟に驚いていて、俺もビックリなんだけど。
「考えごと?」
侑「え…っと、まぁ、そんなとこ。」
本当は、何 考えてたの?
俺には、言えないこと?
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はなん(プロフ) - 楽しみにしてます! (2020年7月24日 22時) (レス) id: 039a9f3787 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - はなんさん» はなんさん、コメントありがとうございます。 次は、ステイホーム期間中のお話を考えてます。 (2020年7月24日 12時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
はなん(プロフ) - 久しぶりに、お話見れて 嬉しかったです!! つぎも、楽しみにしています! (2020年7月23日 23時) (レス) id: 039a9f3787 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - みるく餅さん» みるく餅さん、コメント、ありがとうございます。 (2020年3月7日 11時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - mui☆さん» 喘息持ちで、過呼吸っぽい感じなら、かけそうです。病気の知識、あんまりないので、できる範囲で、書かせてもらいますね! (2020年3月7日 11時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
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