検索窓
今日:5 hit、昨日:7 hit、合計:94,325 hit

流星の詩『はじめて』 ページ31




裏に入るまでの前置きが長くなってしまうかもしれませんが…、すみません。

楽しんでもらえるように、がんばります。

同棲初日、『おまけ』の続きです。



涼介-side


初めて、2人で宇宙(そら)を見上げたあの日。


知念の心の準備ができるまで、待つって 決めたんだ。


あれから、1年半。


そういう雰囲気にならなかった訳じゃないけど、知念が固まったり、震えたりしているのを、見て見ぬふりできるほど、俺はデリカシーのない男じゃない。


結局、キス止まりなまま。






夕ごはんを食べ終わって、片付けをしている間に、知念に先にお風呂に入るよう促す。


できるだけ自然に。


知念が意識しないように、いつも通りで。






ガチャ


バスルームとリビングをつなぐドアが開き、濡れた髪の毛をタオルで、わしゃわしゃ拭きながら、知念がやって来た。


侑「涼介、お待たせ。あ〜、気持ちよかったぁ。次、どうぞ。」


「ん、ありがと。行ってくるわ。」






湯船につかって、考え事。


男同士で どうやるかとか、相手を気持ちよくするには どうしたらいいかとか、俺なりにちゃんと勉強した。


裕翔とのことが、トラウマになってるかもしれないから、知念の気持ちを一番に考えなきゃとは思うけど、同棲初日の今日を逃したら、ずっと先には進めないような気がしてしまうのは、俺だけだろうか。


だからと言って、嫌がるのをムリやりってのは、違う気がするし。


あ"〜、もう、俺はどうしたらいいんだ。






頭を冷やすために、ぬるめのシャワーを浴びて、お風呂から出た。


リビングへ行けば、ソファーに座って、テレビを見る知念を見つける。


俺が来たことに、気付いてないみたい。


「ゆうり。」


名前を呼ぶけど、反応なし。


まさか、寝ちゃった?


覗き込んで、


「ゆうり。」


侑「う…わぁ!! りょ、りょうすけ!!」


そんなに驚くってくらい、大袈裟に驚いていて、俺もビックリなんだけど。


「考えごと?」


侑「え…っと、まぁ、そんなとこ。」






本当は、何 考えてたの?


俺には、言えないこと?

…→←…



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (102 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
221人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , やまちね
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

はなん(プロフ) - 楽しみにしてます! (2020年7月24日 22時) (レス) id: 039a9f3787 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - はなんさん» はなんさん、コメントありがとうございます。 次は、ステイホーム期間中のお話を考えてます。 (2020年7月24日 12時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
はなん(プロフ) - 久しぶりに、お話見れて 嬉しかったです!! つぎも、楽しみにしています! (2020年7月23日 23時) (レス) id: 039a9f3787 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - みるく餅さん» みるく餅さん、コメント、ありがとうございます。 (2020年3月7日 11時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - mui☆さん» 喘息持ちで、過呼吸っぽい感じなら、かけそうです。病気の知識、あんまりないので、できる範囲で、書かせてもらいますね!  (2020年3月7日 11時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆう | 作者ホームページ:http//  
作成日時:2019年12月27日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。