Part8-5 ページ10
カウボーイSIDE
幸運児「これはアユソさんの分だよ、しおりにしたらあげるね」
カウボーイ「良いのかい？」
幸運児「うん。だってこの間凄く興味深げに見てたからさ」
確かにあの時初めて四つ葉を見たものだから年甲斐にもなく心が躍っていた。少し恥ずかしいな。
そうだった、要件を忘れるところだった。
カウボーイ「ラック君、このハンカチ、君のじゃ無いかい？」
幸運児「うーん、僕のじゃ無いけどどこかで見たことあるような…」
カウボーイ「本当かい？！実はここの全員に聞いたんだが誰の物でも無かったんだ。君が最後の頼みの綱なんだ」
一人で華麗に解決しようと思ったが色々歩き回って正直疲れた。
少しでも確かな情報が聞けるだけでもありがたい。
幸運児「うん、僕も確信があるわけじゃ無かったけど今ので確かになったかも」
カウボーイ「？」
幸運児「実はキッチンで見たことがあったんだ。もしかしたらクロさんのかも知れない」
クロさん？どんな人だ？
幸運児「スラッとしてて髪が綺麗でとても美人な人だよ、アユソさんも会ったと思うんだけど」
カウボーイ「名前と顔が一致しないがキッチンに行けば会えるかもな！ありがとうラック君！」
さあ美人のもとへ急いで届けなくては！！！！
幸運児「勘違いさせちゃったかも…まいっか」
〜♪
まだ会っていない隠れ美人がいたとは。
やはりラックに最初に聞くべきだったかな。
でもいいんだ、一日中(実際は半日)歩き回ったことも美人のためだったと考えれば屁でも無い
…はずだった。
男だったなんて…確かに美人だが。俺が勝手に勘違いしてただけなんだ。うん、誰も悪くない、誰も…
夢主(何かがっかりさせてしまっている気がする)
カウボーイ「…」
夢主［何か俺にご用でしょうか？］
カウボーイ「あ、実はこれを拾ってね。ラックが君のかも知れないと」
夢主［俺のです。届けてくださってありがとうございます］
カウボーイ「ッ！？」
作業中だった彼にハンカチを見せると綺麗な紺色の髪をかき上げ、碧い瞳を細めて柔らかく微笑んだ。
男なのが惜しいが不覚にも美人だと思ってしまった。
カウボーイ「実は最初女性のかと思ってたんだ。直ぐに届けられなくてすまないね」
夢主［いえ、紛らわしい俺が悪いんです］
カウボーイ「だが持ち主が見つかって本当に良かった」
美女のハートは掴めなかったが彼と出会えた。
これは無駄じゃ無かったと胸張って言えるな。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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ひまわり(プロフ) - 直せたと思います。夜雨さんご報告感謝いたします。ありがとうございました。 (2020年8月29日 16時) (
レス) id: cb9667eabc (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - あら！ありがとうございます、直しますね (2020年8月29日 16時) (レス) id: cb9667eabc (このIDを非表示/違反報告)
夜雨 - 7ー2が石ではなく医師になっていますよ (2020年8月29日 15時) (レス) id: a3c70cbb44 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - お待たせしましたっ！ロビーくん可愛いからどんどん書けちゃいます！ (2020年7月7日 17時) (レス) id: cb9667eabc (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - 薔薇杖さんありがとうございます(^_^)もう少ししたら更新する予定なのでそれまで待って戴けると幸いです。 (2020年6月30日 11時) (レス) id: cb9667eabc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり | 作成日時：2020年5月23日 1時
