Part7-1〈狂眼No.26〉 ページ2
夢主SIDE
今日も別館に客人が来る予定だ。
だが時間を過ぎても現れないらしい。
丁度買い出しに行くところだったのでもし道に迷っていたら連れてきてほしいと言われたが、
生憎バルクという名前である事と機械仕掛けの老人という特徴しか知らされていないので見つけられないかも知れない。
夢主［注文していた品をいただきに参りました］
店員「あいよ、1万5000エコーな」
うぅ、凄い額だ。これからもっと人数増えるから仕方が無いが再度主人の凄さを思い知る。
あとはダイアー先生から頼まれたお使いを済ませば買い物は終わるのだがバルクさんらしき人は見つけられない。
まだ昼過ぎだがここらの春は日没が早い。
早いとこ見つけて屋敷まで案内したいが…
医療系の店で用事を済ませ、少し離れた場所に停めてある馬の居ない荷馬車に荷物を積み込む。
何故馬が居ないのかというと獣化して自分が引くからだ。
正直馬の世話までしている暇が無いし俺の方が力が強いから自分で引けば一石二鳥という訳だ。
積み込み終わって少し一息ついていると鉄が擦れるような音が背後からした。
振り向くと機械仕掛けの鳥(？)がこちらを見ていた。
No.26「ハジメマシテ、ボンボン」
し、喋った！ロボットが！と感動しているとそのまた後ろから人が現れた。
狂眼「驚かせてすまんな。彼はわしの優秀な助手なんじゃ」
これまた機械仕掛けの人がいた。
狂眼「それよりお主はこんな所でこそこそと何しておる？」
そう言われて自分の姿を確認してみる。
尻尾と耳を隠すために黒くて長いフード付きのローブを着ていて馬の居ない馬車に一人寄りかかっている状態。
獣人であることを隠すためだとしても確かに怪しまれて当然の格好だ。
その上ずっと無言だし、俺目つき悪いし。
自分は獣人であることを隠して村に買い物にきた旨をメモに書いて、怪しませるような格好で申し訳ありませんと頭を下げた。
狂眼「別に問いただしたかった訳じゃなかったんじゃ。それに謝ることでもないじゃろ、顔を上げておくれ」
No.26「…ハジメマシテ？」
良かった。許してもらえたみたいだ。
この村に長くお世話になっているけど、怪しい行動をした瞬間殴るような人は本当にいないんだな。
狂眼「そうだ。お主に頼みたいことがあってな、この森の奥の荘園まで連れて行ってほしいのだが」
No.26「コレショウタイジョウ」
そう言って荘園の招待状を出した。
そういえば今更だけど機械仕掛けの老人ってもしや…
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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ひまわり(プロフ) - 直せたと思います。夜雨さんご報告感謝いたします。ありがとうございました。 (2020年8月29日 16時) (
レス) id: cb9667eabc (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - あら！ありがとうございます、直しますね (2020年8月29日 16時) (レス) id: cb9667eabc (このIDを非表示/違反報告)
夜雨 - 7ー2が石ではなく医師になっていますよ (2020年8月29日 15時) (レス) id: a3c70cbb44 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - お待たせしましたっ！ロビーくん可愛いからどんどん書けちゃいます！ (2020年7月7日 17時) (レス) id: cb9667eabc (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - 薔薇杖さんありがとうございます(^_^)もう少ししたら更新する予定なのでそれまで待って戴けると幸いです。 (2020年6月30日 11時) (レス) id: cb9667eabc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり | 作成日時：2020年5月23日 1時
