6 ページ6
『じゃあユズばいばい』
yz「うん」
いつもの駅でユズとお別れ。
yz「A、今日のこと気にしなくていいからね」
『今日のことって？』
yz「ほら、いろいろ言ってたじゃん。隣のクラスのさ。」
ああ、私は特別とかね。
『気にしてないよー、ユズって意外と心配性』
yz「ユズは優しいからね」
『自分で言うか！』
yz「はは、じゃあね」
ばいばい、と手を振る。
ユズも丸くなったなー。
今でこそこんなに仲良しな私達だけど、はじめからそうだったわけじゃない。
でも、ずっと優しいのは変わらないよね。
ユズと会ってもう２年くらいになるのか。
この調子だとあっという間に高校生活が終わっちゃいそうだ。
うんうん。一日一日を大切に行きていきたいものだ。
『まずは体育祭だよね、』
やるならもちろん全力でだ。リレーはもちろん、借り物競争も、応援も。あと写真もいっぱい撮りたいね。
みんなで撮りたいけど、ミンギュたちは人気者だからなあ。
あ、でも玉入れしてるミョンホは絶対収めなきゃ。
休憩時間に隣のクラスに行ってソクミンとも撮ってもらいたいな。
でも一番一緒に撮りたいのは
js「Aちゃん」
『えっ、わあ！！！！』
じょ、ジョシュア先輩！！
js「そんなに驚く？ㅋ」
『だって急に…』
ひょっこり現れたジョシュア先輩。
今あなたのことを考えてたからです、なんて言えず。
js「なんだか久しぶりだね」
『はい』
会いたかったです、とも言えず。
『今日部活じゃないんですか？』
なんて、当たり障りのないことを聞く。
js「今日はオフだよ。自主練してる子もいるけどね」
ああ、そういえばミンギュたちがそう言ってたっけ。
でもジョシュア先輩はなんでここにいるんだろう。
『先輩は何か用事ですか？』
js「うん、今からバイト。喫茶店なんだけど、最近始めたんだ。」
『へえ…！』
バイトか。喫茶店で働く先輩はさぞかっこいいことだろう。
『今度見に行きたいです！あ、もちろんお客さんとして！』
js「うん。是非来て！」
ちょっと緊張するけどね、とはにかみながら笑う先輩。
js「３年だし、本当はバイトなんてしてる場合じゃないんだけどね。やっぱりこういう経験も必要かなって思って」
はあ…。すごいな、先輩は。
あと先輩はめちゃめちゃ頭が良いから勉強とかしなくていいと思う。
js「じゃあ、僕これに乗るから」
『あ、バイト頑張ってください！！』
帰り道に先輩に会えるなんて！！
二学期は幸先いいなー！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 358人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
よしよしちゃん(プロフ) - なさん» こんばんは。ありがたいお言葉、本当に励みになります😭❕こちらこそ、そのような解釈をしてくださって、本当に嬉しいです。こんな作品ですが、これからもよろしくお願いします🙇♀ (3月29日 1時) (
レス) id: 51e421583f (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - ジョシュアペンなのですがジョシュアの解釈もとても素敵で、学生生活の儚さを表現してくださっていて大好きな作品です！お体に気をつけてお過ごしください！いつも更新ありがとうございます！ (3月28日 0時) (レス) id: b8691a6518 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yo | 作成日時：2024年1月30日 17時
