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下校時間。
合唱部はもう少し残って練習するみたいだから、先に帰らせてもらうことにした。
『家でも練習します』
ll「うん！じゃあまた明日ね」
何度もお礼を言って、教室を出る。
合唱部のみんなが優しい人で良かった。
それにしても、みんなやたらめったら歌が上手かったな。
玄関は、部活終わりの人たちで混み合っていた。
mg「あ！A！！」
『うわミンギュ』
その中にダンス部の集団もいた。
ジョンハン先輩と、ウォヌ先輩、ミンギュ、ソクミン……だけか。
あ、特にダンスが得意な先輩たちは残ってるのかな？
mg「もう帰ったと思った。何してたの！」
『うーん、ちょっとね』
ミンギュの誘いを断ってるので、少し気まずい。
mg「何かやましいこと！？」
wn「そんなミンギュじゃあるまいし」
視線を泳がせていると、ジョンハン先輩と目が合った。
『あ、先輩』
そうだ、言わなきゃ。
『すみません、あの…』
jh「あー、文化祭？…別にいいよ。こっちこそ無理言ってごめん」
もうAは気にしないで、と言って、校門へ向かおうとする先輩。
あれ、先輩もしかして私が断ると思ってる…！？
『えっ…えっ！！あっいや、私！……ちょっと待ってよ！』
そのまま帰ろうとする先輩を、慌てて引き止める。
ちゃんと言うから聞いてよ！
『わ、私出ます！先輩と一緒に！！』
jh「え？」
mg「え！？」
目を丸くする先輩。
と、なぜか先輩以上にびっくりしてるミンギュ。
jh「いいの？お前嫌って言ってたじゃん」
『う…練習手伝ってくれるって言ってくれた先輩がいて…
頑張ってみてもいいかなって』
とは言ってみたものの、もう私以外の人誘ってたらどうしよう。
てか、今更だけど、本当に私でいいのかな？
『あ、先輩がよければ！……ですけど』
少しの不安を覚えながら、恐る恐る顔を上げると、
jh「いいの？……すげぇ嬉しい」
ジョンハン先輩は、優しく笑ってくれた。
『頑張ります……』
秋も終盤で、すっかり暗くなるのも早くなった。
月の光に照らされるジョンハン先輩が綺麗で、もうそれしか言えなかった。
じゃあ、またと、帰っていくジョンハン先輩を、ぼーっと見つめていたら、後ろから拍手が聞こえてきた。
『な、何？』
wn「いや、すごいもん見たわ」
dk「A、勇気出したね〜！俺応援するから！」
『いい、いい！拍手やめ！！』
人も多いんだから、恥ずかしいわ！
dk「ダンス部一同で見に行くから！」
『来なくて良い！』
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よしよしちゃん(プロフ) - なさん» こんばんは。ありがたいお言葉、本当に励みになります😭❕こちらこそ、そのような解釈をしてくださって、本当に嬉しいです。こんな作品ですが、これからもよろしくお願いします🙇♀ (3月29日 1時) (
レス) id: 51e421583f (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - ジョシュアペンなのですがジョシュアの解釈もとても素敵で、学生生活の儚さを表現してくださっていて大好きな作品です！お体に気をつけてお過ごしください！いつも更新ありがとうございます！ (3月28日 0時) (レス) id: b8691a6518 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yo | 作成日時：2024年1月30日 17時
