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dk「あれ、Aじゃーん」
『その声は、…ソクミン？』
dk「危なくない！？それ前見えてる？」
段ボールを抱えて階段を降りていると、ソクミンに遭遇。
手伝うよ、と一つ段ボールを持ってくれた。
dk「どこまで？」
『いいよ、部活でしょ』
dk「そんなすぐ始まんないよ」
あんなに大きい段ボールも、ソクミンが持つとなんだか小さく見える。
『第１講義室。これ、何が入ってるんだろ』
dk「クラスのやつとかじゃない？４組は何するのか決めた？」
『まだ決まってない。そっちは？』
dk「こっちもまだ。明日決めると思う」
早く決めたいねー、とソクミン。
あれからハリンちゃんとは何もなさそうで、安心だ。
でも同じクラスだし大変だろうな。
『てか聞いたよ、有志でバンドやるんだって？』
dk「そうだよ！ミンギュに聞いたの？」
ソクミンは少し照れくさそうに笑う。
バンドなんて、ソクミンにぴったりだから、照れなくていいのに。
『ダンス部の方もあるし、大忙しだね。応援してる！』
dk「ありがと〜、ユズと見に来てね」
もちろん、最前頑張って取らなきゃ！
dk「Aは有志とか出ないの？」
『あー……うーん……』
dk「え、なになに出るの？」
『うーん、その……歌、ジョンハン先輩に誘われてて……』
OKするつもりなんてないんだけど、やっぱり先輩の言葉が頭を離れない。
dk「いいじゃん！デュエット？」
『うん、でも断るつもり』
dk「え〜、なんで」
だってうまくないもん。
それに、ジョンハン先輩と一緒に出たら、みんなに変に思われるよ。
dk「なんであんな１年とジョンハン君が、って？」
『うん。勘違いされるかも』
dk「そんなの気にしなくていいと思うけど。あ、ここだよね？」
話してる内に、第１講義室に着いた。
歌がうまくて人気者のソクミンには分かんないよ。
dk「Aが断ったらヒョンどうするんだろう」
『他の子適当に誘うって。……私もその方がいいと思う』
dk「えー、でもAと出たいから誘ったんだと思うけどなぁ」
まさか、誰でも良かったんだよ。
dk「そんなこと言っちゃってー、Aはいいの？」
『何が？』
dk「ヒョンが他の女の子と出ても。嫉妬しない？」
『……変なこと言わないで。あとは置くだけだし、私がやる』
dk「あははごめんごめん！でも応援してるから！！」
じゃあ、と体育館へ走っていくソクミン。
『もー、出ないってば……』
第１講義室には誰もいなかったので、適当に段ボールを置いて、後にした。
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よしよしちゃん(プロフ) - なさん» こんばんは。ありがたいお言葉、本当に励みになります😭❕こちらこそ、そのような解釈をしてくださって、本当に嬉しいです。こんな作品ですが、これからもよろしくお願いします🙇♀ (3月29日 1時) (
レス) id: 51e421583f (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - ジョシュアペンなのですがジョシュアの解釈もとても素敵で、学生生活の儚さを表現してくださっていて大好きな作品です！お体に気をつけてお過ごしください！いつも更新ありがとうございます！ (3月28日 0時) (レス) id: b8691a6518 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yo | 作成日時：2024年1月30日 17時
