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【ジョンハンside】
今の状況が理解できない。
ただ俺の前には、顔を真っ赤にしてうつむくAがいて。
本当のお題は「好きな先輩」で。
ああ、だからスンチョルがあんなに睨んできたのね。
じゃ、なくて
嘘つくなよって言おうとしたけど、目の前の茹でダコがそれが嘘ではないことを証明している。
そんな訳ないと思いつつも、胸の鼓動が速くなった。
jh「お前、ジスが好きなんじゃ」
『呼ぼうとしたけど！恥ずかしくて無理だったんです！！そしたら先輩が来てくれたから！！』
jh「………………はあ…」
あー、はいはい。
まあそんなところでしょう。
このやろう、ちょっと勘違いしただろ。
『イタッ！』
苦い気持ちを隠すように、またデコピンをお見舞いした。
jh「じゃあ俺は３年のとこ行くから」
『う、いろいろありがとうございました…』
jh「いいって」
本当に、いいんだ。
Aが困ってたら、どこへでもかけつける。
たとえ、ジスの代わりだったとしても。
Aが楽しくて、笑ってるのが一番だから。
でも、
jh「それ、お題、俺でもいけるやつ！？」
『あ、えと、はい！』
Aが俺のことを少しでも好きだと思ってくれていること。
どんな理由でも、Aが俺を選んでくれたこと。
ジスじゃなくて、ミンギュじゃなくて、俺と手を繋いで走ったこと。
今日くらい、この幸せを噛み締めてもバチは当たらないだろう。
「ジョンハン君お疲れ様ー」
「さっきの子後輩？災難だったね笑」
自分のクラスに戻ると、女子が話しかけてきた。
jh「本当、生意気な後輩だよ」
js「それにしては機嫌いいね」
あ、ジス。
お前、ミンギュたちといたんじゃなかったの。
そう聞こうとしたけど、やめた。
なんだかジスの雰囲気がいつもと違ったから。
笑ってるんだけど、少し怒ってるような。
jh「何」
js「別に、荷物取りに来ただけだから」
ほら、やっぱり機嫌悪い。
jh「お前はっきりしろよ」
js「なんでもないって。さっき、かっこよかったよ」
jh「……自分が選ばれると思ってた？」
ジスの態度にイラついて、つい棘のある言い方をしてしまった。
ジスは一瞬驚いたような顔をして、
js「別に、僕はマヌケじゃないからね」
すぐ戻った。
じゃあ戻るから、と言ったジスを、俺は追いかけなかった。
なあ、お前はあいつのこと、どう思ってるんだよ。
余裕ぶっこいてると、俺が奪うから。
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よしよしちゃん(プロフ) - なさん» こんばんは。ありがたいお言葉、本当に励みになります😭❕こちらこそ、そのような解釈をしてくださって、本当に嬉しいです。こんな作品ですが、これからもよろしくお願いします🙇♀ (3月29日 1時) (
レス) id: 51e421583f (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - ジョシュアペンなのですがジョシュアの解釈もとても素敵で、学生生活の儚さを表現してくださっていて大好きな作品です！お体に気をつけてお過ごしください！いつも更新ありがとうございます！ (3月28日 0時) (レス) id: b8691a6518 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yo | 作成日時：2024年1月30日 17時
