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【ミンギュside】
sc〈さあさあ、午後も白熱してきました！！続いての競技は…〉
一際元気な放送が運動場に流れた。
mg「スンチョリヒョン、急に元気じゃん」
すぐにヒョンの声だと分かった。そして、なんでこんなに元気なのかも大体想像がつく。
mh「Aだね」
dk「絶対そう」
yz「無事会えたのね」
はあ、俺だってAから差し入れもらいたいんですけど。
まあそんな事伝えたところで、「なんで？そこで買ってきたら？」って言われるだけだろう。
jh「それにしても遅くない？」
js「Aちゃん？スンチョルと喋ってるんじゃない？」
確かに、そろそろ帰ってきても良い頃だ。
mg「俺探しに行ってくる」
何かあったわけじゃなさそうだけど、もしかしたら二人きりになれるチャンスかもしれないし！
なんて邪な考えがあったりなかったり。
mg「A！」
『あっミンギュー！』
Aは普通にこっちに帰ってきてる途中だったみたい。
俺のことを見つけた瞬間、分かりやすく笑顔になってこっちに走ってくるのが可愛い。
本人は無自覚なところまでがセットで可愛い。
mg「遅かったね、何してたの」
『別に〜』
ふーん。何もなかったならいいけど。
『あ、でも見てこれ！』
mg「ん？なにこれ」
『連絡先！なんか交換してほしいって言われたの！』
いや、何もなくないじゃん。
mg「誰に」
『分かんない！あ、でも他校っぽかった』
私にもモテ期がきたー！なんて、嬉しそうなA。
いつもなら、シュアヒョン以外は眼中にないAだけど、大方イベントの雰囲気に飲まれたんだろう。
mg「A」
『なに？……あ！』
Aからそのメモ帳を没収する。
まったく、油断も隙もないんだから！
mg「これは俺が預かっておきます」
『なんで！』
mg「そいつと繋がってどうするんだよ。Aはシュアヒョン一筋じゃないの？」
『う………それもそうか…』
まだ不満そうだけど、なんとか納得してくれたみたい。
だいたい、俺だってAの連絡先手に入れるのに結構苦労したんだから、簡単に渡すわけにはいきません。
mg「次借り物競争でしょ？ユズ多分もう先行ったよ」
『あ、そうだね。じゃあ行くわ』
mg「うん頑張って」
そう言って、Aを見送ろうとすると、
『ミンギュ、これ』
mg「え、これって」
渡されたのは、炭酸のオレンジ。
『差し入れ！じゃ！』
mg「あ、うん。ありがとう。」
あーーーーー、もう。
好きだ…。
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よしよしちゃん(プロフ) - なさん» こんばんは。ありがたいお言葉、本当に励みになります😭❕こちらこそ、そのような解釈をしてくださって、本当に嬉しいです。こんな作品ですが、これからもよろしくお願いします🙇♀ (3月29日 1時) (
レス) id: 51e421583f (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - ジョシュアペンなのですがジョシュアの解釈もとても素敵で、学生生活の儚さを表現してくださっていて大好きな作品です！お体に気をつけてお過ごしください！いつも更新ありがとうございます！ (3月28日 0時) (レス) id: b8691a6518 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yo | 作成日時：2024年1月30日 17時
