45 ページ45
『あ、じゃあ私はこのフラペチーノにしようかな』
mh「それおいしそうだね」
次の日、私はミョンホと２人でソウルのモールに遊びに来ていた。
ミンギュは帰省中、ユズは見たいアニメがあるから、ということで、今日はミョンホとデートなわけだ。
mh「この期間限定のやつじゃなくていいの？」
『うーん、今日は冒険はなしかなぁ』
服屋さんなどひと通り見て、今はカフェで休憩中。
ja「じゃあチョコフラペチーノとホットモカ1つねー」
『うん、よろしくねジュアー』
mh「それにしてもびっくりしたよ、カンさんここでバイトしてたんだ」
そう、立ち寄ったカフェで、たまたまバイト中のジュアに会ったのだ。
ja「うん、ここ時給いいんだよー！たくさん買っていってね！」
『金欠なんだけど〜』
ja「あはは、じゃあ作ってきまーす！」
ここの深緑の制服は、ジュアの小麦色の肌によく似合ってる。
mh「僕ひさしぶりにAたち以外のクラスメイトにあったよ」
『あ、私実は今朝もジュアに会ってるんだよね』
mh「えっなんで？」
『ほら、私毎朝走ってるじゃん？それで今日も走ってたらね、ばったり会ったの！ジュアも毎朝ジョギングしてるんだってー』
さすが、バスケ部のエースといったところか。
mh「あれ？カンさんの家って西中の近くだよね？走ってるのそのへんだっけ？」
『あー、実はルート変えたんだよね』
あんなことがあったので、ジョンハン先輩の提案でルートを変えたのだ。
2回も殴ったんだから、流石にもう来ないと思うけど、やっぱりちょっと不安だったから、変えてもらって安心した。
しかし、そんなところに気づくなんて、ミョンホって結構鋭いよね。
mh「そんなんだ。それにしても、頑張るねー」
『うん、本番も近づいてきてるし、仕上げてかなきゃ』
mh「僕に手伝えることあったら言ってね」
ja「なになにーリレーの話ー？」
２人でいろいろ話していると、ドリンクを持ったジュアが割り込んできた。
ja「ミョンホ君、A見違えるほど速くなってたから心配いらないよ！」
mh「本当？なら安心だね」
ja「Aと走るのすっごい楽しみにしてるね！と、…ハイ、フラペチーノとモカでーす！」
ジュアめ、嬉しいことを言ってくれるじゃないか。
『わ！めっちゃ美味しそう！！』
mh「写真撮ろう」
ja「ふふ、ごゆっくり〜」
ジュアはそう言って、くるりとバイトに戻って行く。
私とミョンホは、インスタ用に写真を何枚か撮って、静かなティータイムを楽しんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 301人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
よしよしちゃん(プロフ) - クパン推しのCARATさん» そう言ってくださり本当に嬉しいです！ありがとうございますm(_ _)m (1月9日 3時) (
レス) id: 86a358a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
よしよしちゃん(プロフ) - はにちゃんさん» わー！嬉しいお言葉ありがとうございます！！続きどんどん書いていきますね💕 (1月9日 3時) (レス) id: 86a358a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
クパン推しのCARAT - いつも楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (1月8日 23時) (レス) @page34 id: f10a1613a9 (このIDを非表示/違反報告)
はにちゃん - 最高すぎる！続きめっちゃ気になります！楽しみに待ってます (1月8日 22時) (レス) @page34 id: dc1bc824b8 (このIDを非表示/違反報告)
よしよしちゃん(プロフ) - 棚からぼたもちさん» すみません💦一度外したのですが、こちらの不注意でした。ご指摘ありがとうございます。 (1月7日 23時) (レス) id: 86a358a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yo | 作成日時：2023年12月25日 3時
