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広すぎるリビングに一人残される。
大きなテレビの横には、高そうな壷が…。
謎の参考書みたいなのが積んである私の家とは大違いだ。
jh「砂糖多めー？」
キッチンから聞こえるジョンハン先輩の声。
『普通くらいで』
jh「普通ってどれくらいだよー」
「大さじ1くらいですー！」
ジョンハン先輩はきっと多めが好きなんだろうな。
キッチンに立つ先輩は新鮮で、なんだかソワソワする。
jh「はい」
『ありがとうございます』
温かいミルクを受け取る。
外は蒸し暑いけど、あんな体験をしたからか、すごく体にしみるなあ。
jh「A」
『え？』
私の手の上に、ジョンハン先輩の大きな手が重なる。
次の瞬間、頬に何か冷たいものが流れた。
jh「……泣くなよ」
平気と言ったけどやっぱり怖かったのか。
それともこの状況に安心したからか。
無意識に、泣いてしまった。
『わ、え、違うんです…！全然平気なんですけど！！』
jh「いいから。……ごめんな、怖かったな」
優しく肩をさすってくれる先輩。
確かに凄く怖かった。
でもそれだけじゃなくて、先輩の優しさとか、オッパへの罪悪感とか、
あと、今までこらえて、我慢してきたものが、一気に溢れ出してきた。
『ご、ごめんなさい……自業自得なんですけど、本当にっ…』
jh「そんなことないから、もう言うな」
なんでそんなに優しいの？
ずっと我慢してきた。
ずっとって、本当にずっと。
大好きな日本を離れて、慣れない土地に来てから、ずっと。
だってそうしなきゃいけなかったから。
『私、泣いて、いい？』
変なこと聞いて、ごめんなさい。
優しさに甘えてしまって、ごめんなさい。
jh「大丈夫だよ」
ジョンハン先輩が私の肩を優しく抱いた。
jh「Aはなんにも悪くないから。自分を責めないで」
あのね、ジョンハン先輩。
私ずっとひどい言葉ばかり言われてきたの。
韓国に来たばっかりの頃ね、本当に辛かったの。
だから、ずっと誰かにそう言って欲しかったんだ。
『先輩、ありがと…』
jh「…うん」
先輩の隣で、少しの間涙を流した。
二人だけの時間が、ゆっくり流れていって、それが心地よかった。
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よしよしちゃん(プロフ) - クパン推しのCARATさん» そう言ってくださり本当に嬉しいです！ありがとうございますm(_ _)m (1月9日 3時) (
レス) id: 86a358a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
よしよしちゃん(プロフ) - はにちゃんさん» わー！嬉しいお言葉ありがとうございます！！続きどんどん書いていきますね💕 (1月9日 3時) (レス) id: 86a358a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
クパン推しのCARAT - いつも楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (1月8日 23時) (レス) @page34 id: f10a1613a9 (このIDを非表示/違反報告)
はにちゃん - 最高すぎる！続きめっちゃ気になります！楽しみに待ってます (1月8日 22時) (レス) @page34 id: dc1bc824b8 (このIDを非表示/違反報告)
よしよしちゃん(プロフ) - 棚からぼたもちさん» すみません💦一度外したのですが、こちらの不注意でした。ご指摘ありがとうございます。 (1月7日 23時) (レス) id: 86a358a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yo | 作成日時：2023年12月25日 3時
