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『あの、先輩』
jh「………」
ジョンハン先輩に連れられて暗い住宅街を歩く。
手はずっと握られたままなんだけど、さっきからめちゃくちゃ無視されてる。
なんか考え事してるのかな。
さっきのことはすごく怖かったけど、歩いていてだいぶ気分も落ち着いてきた。
なんなら、もっと反撃すれば良かった。なんちゃって。
それにしてもまさかジョンハン先輩が助けに来てくれるなんてな。
なんか、助けられてばっかりじゃん。
握られた手を見ながらそんなことを考える。
なんで先輩は私のこといつも助けてくれるんだろう。
夏祭りのときだって、今だって、私が困ってるときはいつでも駆けつけてくれる。
抱きしめられたときの温かさを思い出して、少し顔が熱くなった。
やだな、そんな場合じゃないのに。
jh「A」
急に立ち止まるジョンハン先輩。
そしてその前には、The豪邸って感じの大きなお家。
『こ、ここですか？』
jh「うん、ほら行こう」
ジョンハン先輩ってお金もちだったんだ。
ぽいと言えばぽいけど、全然知らなかった。
『おじゃまします』
こんな夜にお邪魔するなんて、本当に申し訳ない。
それもこれも言いつけを破った私が悪いんだけど。
うん、やっぱり帰ろう。
これ以上迷惑をかけたら、先輩に嫌われちゃうと思うから。
『……先輩』
jh「ん？」
優しくて、かっこよくて、頼りになるジョンハン先輩だから、先輩には嫌われたくないって思った。
『私帰ります、さっきはありがとうございました』
jh「落ち着くまでここにいとけばいいよ」
先輩の厚意は嬉しかったけど、甘えるわけにはいかない。
『もう平気です、遅い時間まですみま……あ！！』
jh「いいから、俺がしたくてやってんの」
結局、手を引かれて家にお邪魔してしまった。
jh「Aのくせに気とか使ってんじゃねー」
『な、気くらい使いますけど！？』
先輩の家は中もすごく綺麗で、家具の一つ一つが大きかった。
ご両親の姿は見当たらない。
お仕事かな。それとも一人暮らし？
……私ってジョンハン先輩のことなんにも知らないや。
jh「A」
『あっはい、なんですか』
庶民なので、ついつい豪邸に浮かれてしまった。
jh「…まだ怖い？」
『いやいや、先輩の家きれいだなって思ってただけです』
jh「ならいいけど。ホットミルク淹れてくるからここで待ってて」
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よしよしちゃん(プロフ) - クパン推しのCARATさん» そう言ってくださり本当に嬉しいです！ありがとうございますm(_ _)m (1月9日 3時) (
レス) id: 86a358a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
よしよしちゃん(プロフ) - はにちゃんさん» わー！嬉しいお言葉ありがとうございます！！続きどんどん書いていきますね💕 (1月9日 3時) (レス) id: 86a358a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
クパン推しのCARAT - いつも楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (1月8日 23時) (レス) @page34 id: f10a1613a9 (このIDを非表示/違反報告)
はにちゃん - 最高すぎる！続きめっちゃ気になります！楽しみに待ってます (1月8日 22時) (レス) @page34 id: dc1bc824b8 (このIDを非表示/違反報告)
よしよしちゃん(プロフ) - 棚からぼたもちさん» すみません💦一度外したのですが、こちらの不注意でした。ご指摘ありがとうございます。 (1月7日 23時) (レス) id: 86a358a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yo | 作成日時：2023年12月25日 3時
