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【ジョンハンside】
顔をあげると、知らない女子がいた。
制服を着ているから、ここの学校の子だろうか。不思議そうにこっちを覗き込んでくる。
「おお、A」
『ハン先生、どうしたんですか？今日休日ですよ』
「いやあ部活があってね。Aこそなんで学校に？」
『まあ、部活………みたいな』
俺をそっちのけで話し始める、A、とか言うやつ。
『……そこの方は？』
俺か。
「その子ねえ、編入試験があるとか何とか言ってるんだけど、そんなこと聞いてないんだよ。こんな時期に転校ってのもねぇ」
『え？転校生？！あなた転校生なの？！』
「転校生」、という言葉を聞いたとたん目をまるくしてそう聞いてくる。
jh「…そうだよ、本当に今日なんだって………って聞いてる？」
そっちが聞いてきたくせに、もうスマホを取り出しなにやらせわしなく指を動かしている。
そして誰かに電話をかけて、って………なんなんだこいつは。
『オッパ！転校生の話前してたよね！…………いや、そういうの良いから。なんか困ってるみたいなんだけど………………うん、総務部？総務部の先生だね！？……アイリーン先生か、分かった！！』
なんの話をしてるんだろう。転校生とか言ってるけど、俺のこと？でもこの子がなんで？
『あの！！』
jh「……何？」
急に電話を切ったかと思ったら、大きな声で呼ばれて驚いた。
『何？じゃないでしょ！！今日試験なんでしょ？ほら来て！』
jh「え、あ、うん」
来てってどこに？
そんなことを聞く間もなく、手を引かれる。
『この人引き取るから！じゃあねハン先生！』
「ん？お、おう？」
すごく強引だけど、校内に入ることができた。
『君、あの先生はあてにしちゃだめだよー』
そんなことを言いながら走る、その子を見ながらいろいろ考えていた。
この子は俺のことを知ってるのかな？だとしたらなんで？
それに、見知らぬ俺のことを助けてくれるのだって分からない。
『君、ぼーっとしてちゃだめだよ！いい、ここにいるアイリーン先生って人に聞いてみて。そしたら試験受けられるはずだから！』
jh「なんで、」
『なんでって、今気にしてる場合じゃないでしょ！大事な試験！！頑張って！！ほら行った行った！』
質問する間もなく、職員室まで連れてこられた。
「私は体育館にいるから、何かあったら来てね」と言い残し、台風のように去っていく。
あまりに急だったから、名前も聞けなかった。
お礼だって、言いたかったのに。
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よしよしちゃん(プロフ) - クパン推しのCARATさん» そう言ってくださり本当に嬉しいです！ありがとうございますm(_ _)m (1月9日 3時) (
レス) id: 86a358a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
よしよしちゃん(プロフ) - はにちゃんさん» わー！嬉しいお言葉ありがとうございます！！続きどんどん書いていきますね💕 (1月9日 3時) (レス) id: 86a358a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
クパン推しのCARAT - いつも楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (1月8日 23時) (レス) @page34 id: f10a1613a9 (このIDを非表示/違反報告)
はにちゃん - 最高すぎる！続きめっちゃ気になります！楽しみに待ってます (1月8日 22時) (レス) @page34 id: dc1bc824b8 (このIDを非表示/違反報告)
よしよしちゃん(プロフ) - 棚からぼたもちさん» すみません💦一度外したのですが、こちらの不注意でした。ご指摘ありがとうございます。 (1月7日 23時) (レス) id: 86a358a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yo | 作成日時：2023年12月25日 3時
