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【ジョンハンside】
半年と少し前
両親の仕事が一段落つき、小学校まで住んでいた所にまた戻ることになった。
高校生最後の時期だし、微妙なタイミングになるから一人でここに残ってもいいと言われたけど、そこまで深い思い入れはなかったから二人とともに引っ越すことにした。
あまりに子供に無関心な両親に腹がたっていたのかもしれない。
幼馴染で、離れてからも連絡を取り続けていたジスにそのことを知らせると、ジスの高校を紹介してくれた。
js「ダンス部があるんだ。面白いやつもいっぱいいるよ」
あまり人と群れないジスがそういうのには驚いた。
でも、ダンス部に惹かれて、そこの高校に転校することにした。
親は勝手にしろ、ということだったので、自分で必要な書類を用意して転校の準備を整えた。
「お前がいなくなったらさみしいわ」
「ジョンハン、向こうでもうまくやれよ」
友達が送別会を開いてくれたので、少し、というか普通に離れるのが惜しくなってしまった。
それを悟られないように、「お前らもな」とだけ伝えて、別れた。
名残惜しい気持ちも残しつつ、来週の編入試験に備えないといけない。そう思って、一人ただ部屋で勉強していた。
心のなかにずっとある無力感と不安。
それに気づくのが怖くて、その気持ちを掻き消すためにジスに連絡した。
どんなときもいつも通り変わらない親友が、俺は嫌いじゃない。
js「編入試験はいつなの？」
jh「６月末。うまくいけば７月には会えると思う」
js「本当に微妙な時期だねぇ」
それでも、とつけ加えるジス
js「会えるの楽しみにしてるよ。試験落ちないでね」
jh「楽勝、舐めんなよ」
js「俺の友達さ、ダンス部の部長なんだけど、ハニのこと話したら嬉しそうにしてたよ」
jh「おー」
ダンス部に惹かれて、と言ったけど、正直ジスに会えるのだけが楽しみだった。
変なタイミングの転校も、引っ越しも、ジスといれるならなんでもいい。
そんな気持ちで迎えた、試験当日。
jh「だから、今日編入試験を受けるって連絡もらってるんですよ」
「うーんそんな話聞いてないけど…」
jh「いや、本当に今日なんですって！ユンジョンハンって聞いてませんか？」
情報がうまく伝わってなかったのか。
校門前にいた先生に何回説明しても、「そんな話は知らない」の一点張りだ。
校内にすら入れてもらえない。
このままだと、試験が受けれない。
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よしよしちゃん(プロフ) - クパン推しのCARATさん» そう言ってくださり本当に嬉しいです！ありがとうございますm(_ _)m (1月9日 3時) (
レス) id: 86a358a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
よしよしちゃん(プロフ) - はにちゃんさん» わー！嬉しいお言葉ありがとうございます！！続きどんどん書いていきますね💕 (1月9日 3時) (レス) id: 86a358a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
クパン推しのCARAT - いつも楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (1月8日 23時) (レス) @page34 id: f10a1613a9 (このIDを非表示/違反報告)
はにちゃん - 最高すぎる！続きめっちゃ気になります！楽しみに待ってます (1月8日 22時) (レス) @page34 id: dc1bc824b8 (このIDを非表示/違反報告)
よしよしちゃん(プロフ) - 棚からぼたもちさん» すみません💦一度外したのですが、こちらの不注意でした。ご指摘ありがとうございます。 (1月7日 23時) (レス) id: 86a358a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yo | 作成日時：2023年12月25日 3時
