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突然現れたその人、
…ジョンハン先輩がおじさんを殴り飛ばしたことに気づくのには時間はかからなかった。
『先輩！』
「な、何すんだクソガキ！」
すぐにおじさんの怒りの矛先はジョンハン先輩に向かった。
顔を真っ赤にしたおじさんが、ジョンハンに掴みかかろうとした。
が、すぐにまた先輩に殴られ、倒れこむ。
jh「うるせーよジジイ、お前Aになんもしてねえだろうな」
「お、お前、大人にこんなことして、どうなるかわかってのか！！」
先輩の声は落ち着いてるけど、見たことないくらい怖い顔をしている。
jh 「うるせえって、これ以上殴られたくなかったらどっか行けよ」
「……け、警察呼ぶからな！！」
おじさんはいろいろ言いながら、走って去っていった。
静かになった夜の公園に、２人残される。
jh「A……遅くなってごめん」
さっきまでとは違う、すごく優しい声。
………そんな、泣きそうな顔も初めて見る。
何もされてないから、大丈夫ですよ。
そう言いたいのに、声が出なくて、ただ下を向く。
きっとひどい顔してるから、見ないで
jh「ごめんな、もう大丈夫だからな」
『……！』
ふわっと優しい香りが私を包んだ。
花火大会のとき、ジョンハン先輩って、力強いんだなって思ったけど、今回はただ優しく、壊れ物を扱うように抱きしめてくれた。
そのまっすぐな優しさに泣きそうになった。
もし先輩が来てくれてなかったら、私どうなってたかな？
いろいろな感情が溢れて、先輩の服をぎゅっと掴む。
jh「大丈夫大丈夫。もう俺がいるから」
『……あ、りがとう、ございます』
jh「喋らなくていいから、…動けそう？」
やっぱり先輩の方は向けなくて、ただ下を向きながら頷く。
jh「じゃあ落ち着くまで俺の家行こう。ここからすぐだから」
『…うん、本当に、ごめんなさい』
jh「謝んなって、」
『でも』
jh「いいから、頼むよ」
何から何まで迷惑をかけてしまって申し訳ないと思った。
でも、先輩が困った顔で笑うから、お言葉に甘えることにした。
先輩の家まで、ずっと先輩は手を握ってくれた。
ただ、何も言わずに。
それがすごく心地よかった。
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よしよしちゃん(プロフ) - クパン推しのCARATさん» そう言ってくださり本当に嬉しいです！ありがとうございますm(_ _)m (1月9日 3時) (
レス) id: 86a358a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
よしよしちゃん(プロフ) - はにちゃんさん» わー！嬉しいお言葉ありがとうございます！！続きどんどん書いていきますね💕 (1月9日 3時) (レス) id: 86a358a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
クパン推しのCARAT - いつも楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (1月8日 23時) (レス) @page34 id: f10a1613a9 (このIDを非表示/違反報告)
はにちゃん - 最高すぎる！続きめっちゃ気になります！楽しみに待ってます (1月8日 22時) (レス) @page34 id: dc1bc824b8 (このIDを非表示/違反報告)
よしよしちゃん(プロフ) - 棚からぼたもちさん» すみません💦一度外したのですが、こちらの不注意でした。ご指摘ありがとうございます。 (1月7日 23時) (レス) id: 86a358a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yo | 作成日時：2023年12月25日 3時
