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【ミンギュside】
mg「綿あめうま」
『あ！取った！！』
mg「ぼーっとしてるからじゃん」
『…ミンギュなんか怒ってる？』
うん、怒ってるよ。Aが今誰のこと考えてるか知ってるから。
mh「砂糖の塊ごときで喧嘩しないでよ」
ミョンホの言う通り、口の中の綿あめはすぐに溶けて、甘ったるい砂糖の塊になってしまった。
今日のAはレースの付いたワンピースを着ていて、一段と可愛い。イカやハッドグを一生懸命頬張る姿も可愛らしくて、独り占めしたくなる。
ねえA、俺も今日張り切ってきたんだよ。Aが来てくれるってわかって、飛び跳ねるほど嬉しかったんだよ。
mg「A、シュアヒョンのこと考えてる」
『……バレた？』
バレバレだよ。
やめてよ。苦しくなるから、そんな顔で笑わないで。
俺にはそんな顔向けてくれないくせに。
yz「もうすぐ花火の時間だけど、先輩のとこ行ってきたら？」
ユズ！！
思いっきり睨んだけど、舌を出された。
お前今日はAの味方かよ！
『…大丈夫かな？』
mh「ヒョン達くじ引きに夢中だし、行ってきな」
ミョンホまで…。
『うん！行ってきます！』
yz「健闘を祈る」
そう言って人混みの中に消えていくA。
mg「ま、待って」
どうしても行ってほしくなくて、思わず腕を掴んだ。
『ミンギュ？どうかした？』
キョトン、とした顔でこっちを見上げるA。
mg「あ……いや、ごめんなんでもない」
『そう？じゃあまた後で！』
どうしても勇気が出なくて、引き止めることができなかった。
mg「俺の意気地なし」
行かないでよ。
俺の隣にいたらいいじゃん。
Aがいないとつまんないんだよ。
mh「はぁ、本当に見てらんない」
yz「かっこ悪いなあ」
一部始終を見ていた野次馬から、野次が飛ぶ。
mg「うるさいな！二人とも中立じゃなかったの！？」
mh「中立とはいえ、普通可愛い方に味方するでしょ」
yz「私達のせいにしないでよ。自業自得。」
mg「う…」
それは、そうなんだけど…。
mh「ほら、何してんのさ」
mg「え？」
mh「え？じゃないよ、早く追いかけたら？」
mg「……もう間に合わないよ」
今更追いかけたって…。
yz「あーもう、うるさいなー！Aと花火見たかったんでしょ！！早く行け！！」
ユズに背中を叩かれた。
やり方は雑だけど、応援してくれてるのかな。
もう心はボロボロだけど、何も考えずに、そのまま走り出した。
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よしよしちゃん(プロフ) - クパン推しのCARATさん» そう言ってくださり本当に嬉しいです！ありがとうございますm(_ _)m (1月9日 3時) (
レス) id: 86a358a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
よしよしちゃん(プロフ) - はにちゃんさん» わー！嬉しいお言葉ありがとうございます！！続きどんどん書いていきますね💕 (1月9日 3時) (レス) id: 86a358a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
クパン推しのCARAT - いつも楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (1月8日 23時) (レス) @page34 id: f10a1613a9 (このIDを非表示/違反報告)
はにちゃん - 最高すぎる！続きめっちゃ気になります！楽しみに待ってます (1月8日 22時) (レス) @page34 id: dc1bc824b8 (このIDを非表示/違反報告)
よしよしちゃん(プロフ) - 棚からぼたもちさん» すみません💦一度外したのですが、こちらの不注意でした。ご指摘ありがとうございます。 (1月7日 23時) (レス) id: 86a358a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yo | 作成日時：2023年12月25日 3時
