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『ってここジョシュア先輩のクラスじゃん』
ミンギュに引っ張られてついたのは3年1組。
ジョシュア先輩がいるクラスだ。
ミンギュったらいつも言葉が足りないんだよ。サンドイッチ持ってきちゃったじゃん。
mg「そう。そして俺たちの復讐相手がいる場所でもある」
『！……なるほどな』
そっと2人でドアから覗く。3年生の教室はなんだか近寄り難くて、あんまり来ることがない。
先輩たちは２つしか変わらないはずなのに、どこか大人っぽい雰囲気を感じる。
あ、ジョシュア先輩。
教室の後ろの方の、一際女の子たちが集まってる中に、ジョシュア先輩の姿を見つけた。
きれいな姿勢でお弁当を食べる姿はさながらミロのヴィーナスのよう…。
他の先輩たちが羨ましい。
mg「で、ユン・ジョンハンってどれ？」
『うーん…いないね…』
mg 「このクラスで間違いないんだよな？」
『のはず…』
お目当ての姿は中々見当たらない。
でも、それよりも私は真剣に協力してくれるミンギュに感動していた。
『あのさ、ミンギュ、クッキーとられちゃってごめんね。』
ミンギュがこっちを向き、大きな目が合う。
mg「いいよ。Aは悪くないし」
『ミンギュ…!』
mg「Aどんくさいしな」
『ミンギュ？』
ミンギュが乾いた声で笑う。もう、一言多いんだから。
『そんなことより、ユン・ジョンハン探さなきゃでしょ』
jh「俺がなんだって？」
後ろから聞き覚えのある声がした。
悪魔の声だ。
『ゆ、ユン・ジョンハン！！！！』
jh「お前ずっとうるさいな」
案の定、振り向くとそこにはユン・ジョンハンがいた。
『私としたことが、背後を取られるなんて…！』
mg「A、こいつがユン・ジョンハン？」
『そう！！私達の復讐相手！！ あ！言っちゃった！！！』
mg「お前がユン・ジョンハン先輩ですね。Aに謝ってください」
jh「なに、なに？一人ずつ喋ってくれない？」
強敵の登場に、思わず騒いでしまった。
いけないいけない、冷静に。
「あ、ジョンハンくん帰ってきた」
「あミンギュ君じゃん！SEVENTEENの」
「横の子誰？」
「なんかジョンハンくんに馴れ馴れしくない？」
「ジョンハンくん困ってるじゃん」
気づくと教室の皆さんがこちらに注目していた。
女子の目、怖。
「１年生、うちのクラスになにか用？」
ジョシュア先輩の隣りにいた、リーダーっぽい先輩が訪ねてきた。怖い怖い無理無理やっぱり来るんじゃなかった
jh「あ、キムさんこいつら俺が呼んだの。」
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作者名：yo | 作成日時：2023年12月8日 1時
