青い恋 (ページ7)

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js「ハニ、ユズちゃんと知り合いなの？」

すみませんジョシュア先輩違うんです。

yz「エ、こんなイケメン知らないんですケド…」

ユズは一旦黙れ。

jh「お前ちょっと来い」
『はい！？？』

腕を掴まれそのままズルズル部屋の外へ。

『た、助けて！！』
yz「A…いいやつだった…」

そのまま廊下をズルズル引きずられるAA、16歳。

jh「屋上ってここ？」
『あ、ハイ』

なに屋上で何されんの私…もしかして殺………！？

『小指で勘弁してください』
jh「お前さ」

ハイ

jh「本当はなんて名前なの？」

怒ってる…？
いや、もともとこういう顔なのかも。

『AA…』
jh「ふーん。Aね。なんで嘘ついたの？」
『防衛本能』
jh「は？」

やっぱ怒ってますよね！

『あ、あなたは…』
jh「俺はユン・ジョンハン。この前引っ越してきた」

転校生だったんだ…道理で知らない顔だと…。

『あれ、でもジョシュア先輩がハニって…』
jh「もともとこの辺に住んでて戻ってきたんだよ。だからジスは幼馴染。」

ジョシュア先輩はアメリカで育ったから、ホン・ジスっていうもう一つの名前がある。
ジス呼びを許してるってことは、きっと私よりずっと仲良しなんだろう。

『あ、そうなんですね〜…では私はこれで…』
jh「ちょっと待てよ」

キムタクか！！いやここ韓国だから通じないけど！

『まだ何かありますか？授業始まっちゃうんですけど！』
jh「お前、ジスのこと好きだろ」

おっと？

『なんのことでしょうか』
jh「いや誤魔化しても無駄だってᄒあんなに語尾にハートつけちゃってㅋㅋ」
『…だからなんだって言うんですか』

なんなんだこいつ。
人を馬鹿にしたような笑い方に、イライラしてくる。

jh「これもジスにあげんの？」
『あ！』

ひょい、と大事に持っていたクッキーをとられた。

『返して！』
jh「ほら取り返してみな」
『それは先輩にあげる物なの！！』
jh「これくれたら協力してあげてもいいよ？」
『いらない！返してってば！』

人をからかって楽しいのか！！めちゃめちゃ楽しそうだな！！！！

『あー！！！！』
jh「…うん。うまい！」

私の…ジョシュア先輩への…ミンギュが作ったクッキーが…………食われた！！

『最低！！！！』
jh「怒った？ごめんごめんㅋㅋ」

「お前顔おもしれー」と言いながらケラケラ笑うユン・ジョンハン。

『何も面白くないし！！大嫌い！！！！！』

そう言って逃げるように屋上の扉を締めた。