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「じゃあ終わった人から帰っていいよー。あ、感想は今日中に提出で」
家庭科の先生の声でみんなぞろぞろと教室に戻り始める。
yz「うわまじか」
mg「めんどいなー今日中かよ」
『いつも…おつかれさま…ですっと』
yz「Aは何やってんの」
mh「愛しのジョシュア先輩にあげるんだって」
yz「うわージョシュア先輩お腹壊すよ」
mg「いや俺が作ったやつだから」
クッキーに手書きメッセージを添える。
外野からいろいろ聞こえても、無視無視。
yz「ほんとにジョシュア先輩ラブだねー…あ、3年生来たよ」
休み時間が始まり、ぞろぞろと家庭科室に入ってきた3年生の中に、ジョシュア先輩の姿も。
はー今日も安定にかっこいい………………!!
あ!えっと前髪OK、スカート丈OK、リップOK……よし!
『ジョシュア先輩!』
js「ん?あ、Aちゃん!」
「1年生も家庭科だったんだね」
ヴ!!笑顔がステキすぎる!
ジョシュア先輩に認知してもらえたのも、ダンス部のおかげ。ありがとう神様。ありがとうミンギュ様ミョンホ様。
『はい!それで…クッキーを作ったんです…、け…………………』
js「ん?」
そこまで言って、言葉に詰まる。
いや、そんなはずない。絶対見間違いだ。
そうそう疲れてるんだよ…。
jh「ん…あれお前」
ジョシュア先輩の隣に、今朝のあいつがいるなんて…。
jh「ソン・ユズじゃん」
『ええ!?なんでここに!??』
js「なになに2人知り合い?」
yz「え私??」
「「「「え?」」」」
ああ、このカオス、どうにかしてください。
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作者名:yo | 作成日時:2023年12月8日 1時