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『あー！疲れた！！』
jh「相変わらず体力ねーなㅋㅋ」
『先輩だってさっきまで死にかけだったじゃないですか！』
最近始めた短距離に特化した練習は、正直めちゃくちゃハード。これはなかなか慣れる気がしない。
jh「でもタイム縮んでるじゃん」
『そうです。もっと褒めてください！』
jh「いやーこれじゃまだまだだな、ホシにも敵わねー」
『ダンス部のエースと比べないでくださいよー』
jh「それがホシは実は走るのがそんなに速くない。というか、遅い。」
『えー！めちゃくちゃ意外！！いつも廊下走ってますけどね』
jh「それはお前もだろ」
『確かに』
関係ないけど、最近こうして走り終わった後にいろいろ話す時間が増えた気がする。先輩もミンギュと同じでダンス部の話ばっかりだけど。
『ていうか、さっきのダンスすごかったです』
jh「うん？…ああ、あんま見んなよ」
『なんで？』
jh「自主練なんて見られたくないもんだろ」
そうかな？そういうもの？
jh「俺は覚えが遅いからあーやって練習すんの」
『へえー…』
jh「あいつらすげえ上手いし、揃ってるから、俺が乱したら駄目だろ」
確かに、私があの群舞にいきなり入れって言われたらめち
ゃくちゃプレッシャー感じる。余裕そうに見えるけど、先輩もそういうの感じたりするのかな。
『心配しなくても、先輩のダンスは十分素敵ですけどね』
私がそう言うと、先輩は見たことない顔で固まってしまった。
『なんか変なこと言いましたか…？』
jh「いや…お前人のこと褒めれたんだな」
失礼だな、私のこと何だと思ってるんだ。
『でも、ダンス部楽しそうですよね』
jh「うん。すっげえ楽しい。あいつら面白いし」
『いい人達ですよね〜』
仲良くやれてるんだったら何より何より。
jh「俺前の学校でもダンスやってたんだ。でも引っ越すことになってさ、ここらへんでダンス部あるのってここだけだからどうしてもこの学校に入りたかったんだ」
『へえー…』
そういえば、ジョンハン先輩の前の学校のこととかあんまり聞いたことなかったな。ダンス部やってたんだ。
jh「………だから、ありがとうなA」
『え？なんて？』
jh「いや、なんでもねえよ。腹減ったし帰ろうぜ」
確かに、私まだ朝ご飯も食べてないしね。
jh「え、お前朝飯食ってねえの？もう11時半だぞ」
『ハイ、正直今死にそうです』
しかたないじゃん。朝時間なかったし。
jh「しょうがねーな、なんか食べに行くか」
…もしかして、奢りですか！？
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作者名：yo | 作成日時：2023年12月8日 1時
