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【ミンギュside】
『ありがとう……ちょっと嫌な気分だったんだけどね、ミンギュと喋ったらなくなった』
何だそれ、可愛すぎるだろ…！！！！
反則だって！！反則だって！！こちらこそAと喋れて幸せいっぱいです！！
mg「あ〜電話越しの声も可愛かったな〜〜」
でも、少し声が暗くて、眠いのかなって思ったけど、やっぱり少し元気がないみたいだった。
頭も痛いって言ってたし、やっぱり最近無理しすぎ何じゃないだろうか。
mg「リレーだってプレッシャーとか感じなくていいのに」
リレーはイムさんを庇って立候補したらしい。後日イムさんが教えてくれたんだけど。
Aはすぐそうやって…と呆れたけど、やっぱりそんな優しいAが好きだと思った。
だから助けたいと思ったんだけど、実際Aが頼ったのはジョンハニヒョン。
mg「あーあ、ジョンハニヒョンになれたらなー！！」
最近ずっとそう思っている気がする。
ジョンハニヒョンになればAと毎朝走れるし、頼ってもらえるし、普通にあの顔になりたいし…
これまでなりたいと思ってたのはスンチョリヒョンだったんだけど、いくら毎日一緒にいれるとはいえ、あんなに嫌われるのには耐えられる気がしない。
それだったらミョンホの方がいい。俺みたいに雑な扱いされてないし、懐かれてるし、Aがいないと思ったら絶対ミョンホのそばにいるし…。
mg「あれ、もしかしてミョンホもライバル…！？……ってそれは流石にないか」
え、ないよね！？盲点すぎたけど！！？
急いでミョンホに「Aのこと好きだったりする！？」とメッセージを送る。
案の定、すぐ「何言ってんの、寝な」という返信がきた。
はあ、一安心。
でもやっぱり一番なりたいのは、
mg「シュアヒョン…」
Aからの愛を一身に受けるなんて、羨ましいにも程がある。一体前世でどんな善行を積んだんだろう。いや、今世で頑張ってるからAだけじゃなく色んな人に好かれてるのか。
mg「敵わないなー…」
ああ、1日だけでいいからシュアヒョンになりたい！！
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作者名：yo | 作成日時：2023年12月8日 1時
