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夏休みだ！遊び放題！！！！
…とはならず。
『はー…なんで夏期講習なんてあるのかね』
yz「成績が不振だったからじゃない？」
『それを言うならユズこそ』
mg「お前ら一学期何してたんだよ」
yz「『お前もな』」
ここは一学期の成績が一つでも悪かったら夏期講習に強制参加させられる学校、もとい、地獄。
ユズは英語と生物が、私は数学が、ミンギュは数学以外が赤点だったので参加させられている。
『くそ…こんなはずじゃ…！！』
本当なら今頃プールやら映画館やら行っていたはずなのに…。
yz「Aはよくやってるよ。韓国語難しいでしょ」
『難しいよー。でも頑張らなきゃ』
正直今でも韓国語の細かい文法は怪しい。
韓ドラとユズに教わった韓国語を駆使して生きている。
まあ日本語でも数学とか解けないけどね！
yz「てかA今日も朝走ってきたの？」
『え？ああ、うん……まあね………』
そう、今朝はジョンハン先輩の特別レッスン１日目だったんだけど…
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
jh「腕もっと上げろ！」
jh「胸張れってさっきも言ったよな？」
jh「ペース落ちてる！」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『ああ…悪夢が………』
yz「あははいいじゃん、鬼指導最高」
まさかあんなに厳しいなんて思わなかった。お陰で今はもうへとへと。目の前の数学のプリントなど解く気も起こらない。
mg「え？なんの話？」
yz「ああ、言ってなかったっけ？Aさ…」
『いや、何でもないよ！』
めんどくさいから言うな、と目で伝える。
mg「気になるんだけど」
『面白い話じゃないよ』
mg「ユズ？」
yz「さ、さあ〜？」
めちゃくちゃ疑いの目をしてくるミンギュ。
ミンギュにバレたら絶対めんどくさいから言いたくないんだけど。
mg「ヤンニョムチキン奢るよ」
yz「Aがジョンハン先輩にリレーの特訓をしてもらうことになったんだって」
『ユズ……』
私はヤンニョム以下か！
mg「Aが？ジョンハニヒョンに？？何かの間違いじゃなくて？！」
『うるさーい！色々あったの！！』
だから言いたくなかったんだよ。てかいつの間にヒョン呼び？ちゃっかりミンギュも懐いてんじゃん。
『てか、話してみたら割と普通の人だったよ。指導は鬼だけど』
yz「あ、仲直りしたんだ」
『うーん…仲直りっていうか、まあ私が大人になったのかも』
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作者名：yo | 作成日時：2023年12月8日 1時
