青い恋 (ページ32)

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結論から言うと、ユンジョンハンのダンスは圧巻だった。
SEVENTEENのメンバーたちに引けを取らない技術と表現力で思わず見とれてしまった。

hs「す、スゲー！！プロみてえじゃん！！」
jh「はは、ホシに褒められると嬉しいな」
jn「どっかで習ってたの？」
jh「いや、独学」
hs「スゲー！！！！」
wn「ヒョンって呼んでもいいですか？」
hs「俺も俺も！！」
wz「俺も…」

jh「しょうがないなー特別な？」

ホシ先輩はおろか、あのジフン先輩やウォヌ先輩まで懐いてしまってる。恐るべきユンジョンハン。

sc「じゃあこれで入部は決定、と、言いたい所だが」
hs「何かあるんですか！？」

sc「決定権はAに譲ろうと思う」
『は？！』

何いってんだこいつ…！？

wz「何いってんすかリーダー」
『そうだよ！私は関係ないじゃん！！』

やめてくれ…！みんなからの目が痛いから！

sc「いや俺もこんな逸材欲しくて仕方ないんだけどな、こいつは俺の愛する妹に嫌がらせをしやがったんだよ」

全員の目がユンジョンハンに向く。

なんのことだが、と肩をすくめるユンジョンハン。

sc「だからもしAが嫌なら入部はさせない！」
jh「はー？！私情持ち込んでんじゃねーよ！！」
hs「このシスコン！！」
jn「シスコン！！！！」
sc「うるさい！もう決めたんだもん！！」

うわー…よくこんなリーダーで今までやってこれたな…

sc「A、どうする？」

今度は全員の視線がこちらに向く。

いやもちろん入ってほしくないけど…

『…私は部外者なので口出しする権利はゴザイマセン。ユンジョンハン先輩はダンスがお上手なので、入部スルベキカト。』

ジフン先輩の圧に負けた。

sc「じゃあ決まりだな」
js「ハニはAちゃんに感謝しなきゃね」
『ジョシュア先輩…！』

はあ…天使……！！この部活唯一の救い…！

sc「じゃあこれからは10人でやっていくぞ！」
「「「「おー！！！」」」」

mh「本当に良かったの？」
『あそこで断れるほどメンタル強くないよー』