青い恋 (ページ30)

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『何してるんですか』
jh「興味ある？」
『ないですけど』

てっきりもう帰っているかと思ってた。そういえば部活は何か入るんだろうか。

jh「ふーん、まあ俺急いでるから」
『そうですか。では…』

そのまま何事もなくすれ違う。

…と、見せかけて

『隙ありっ！！』
jh「あっ！？」

ユンジョンハンが右手に持っていたいちごミルクを奪ってやった。
油断したな！！

jh「コイツ…まだ一口も飲んでないのに…」
『ふはは仕返しですよ。身に覚えありますよね？ᄒ』

jh「はあ……まあいいや、それやるよ。」

jh「あとこれ、ホラ」

そう言って私に向かって何かを投げた。
これは…

『帽子？』
jh「お前チャリだろ？今日日差しやばいらしいから被ってけよ」
『……』

なんだろう。ユンジョンハンがすごく優しい。

『………ありがとうございます』

何か裏があるんじゃないかと疑ってしまうけど、とりあえずお礼を言う。

『あれ、なんで私がチャリ通って知ってるんですか？』
jh「お前の兄貴に聞いたんだよ。あいつまじこえーなㅋ」
『ああ、オッパは一種の病気なので…』

jh「あ、俺こんなことしてる場合じゃなかった。まあ気をつけて帰れよ」
『…はい、ありがとうございます』

そう言って奴と別れた。

『なんか…なんか優しかった……』

つかめないなー…変なものでも食べたのかな。まあ仲良くできたら一番だけど。

手にはサーモンピンクのキャップとまだ冷たいいちごミルクのペットボトル。

あいつピンクばっかりじゃんㅋㅋㅋ

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《本日の一位は、牡牛座のあなた！！想い人と急接近できちゃうかも！？ラッキーカラーはピンク♡》