青い恋 (ページ28)

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『おおー良い曲だね』

ジフン先輩作曲のboomboom。
ドキドキするような恋の歌で、私の好きな感じだ。

『あの怖い先輩が書いてるとは思えないよね』
mh「聞こえるよ」
『やべ』

私達と少し離れたところで練習している2年の先輩達。

mg「ヒョーンこの振り付け難しすぎるってー！！」
hs「うるせぇ！！かっこいいだろ！！」

彼はクォン・スニョン先輩。ステータスを全てダンスに振り切ったような人で、通称ホシ先輩。ツリ目が特徴的な人だ。

その横にいるのが、王子様的なビジュアルが人気のムン・ジュンフィ先輩。

二人ともちょーっと変わってる所があるけど、私にも優しくしてくれるので好きだ。

wz「お前ら休憩もいいけど練習しろよー」
wn「特にミンギュな」

同じく2年のウォヌ先輩とジフン先輩。
ホシ先輩やジュン先輩と違って彼らは怖い。
なんかオーラっていうか圧があるもん。

wn「あ、スンチョリヒョンの妹」
『お、お邪魔してます…』

ウォヌ先輩は何考えてるのかわからないのもあって一層怖い。絶対邪魔だって思ってるよね…

『すみませんもう帰るので…』
wn「え？いや居たらいいよ」

いや居づらいっすよ…

wn「別に俺らの邪魔しないし、それに妹がいたほうがミンギュのやる気あるし」
『はあ…』

よくわからないけど、居てもいいらしい。
まあなんやかんや１年ズは居心地いいから気に入ってるんだけどね。

mg「ヒョンAになんか用？！」
wn「別に」
『ちょっとミンギュ苦しい』

急にミンギュに後ろから捕まえられる。
まったくこの犬は…

wn「お前友達連れ込んでもいいけどしっかり練習しろよ」
mg「ヒョンに言われなくても分かってますー！A行こ！」
『ミンギュ、先輩の言う事はちゃんと聞きな…』

ウォヌ先輩の言うとおりだ。

hs「ウォヌー！合わせるぞー」
wn「ハイハイ、妹ミンギュのことよろしくね」

私先輩の妹になった覚えないんだけどなあ…

まあ、怖いのは見た目だけで、結構普通の人なのかもしれない。