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『だからーもう大丈夫だって』
hy「やっぱり申し訳ないよ〜本当にごめんね〜!!」
 
正直、後悔してないと言ったら嘘になるけど、それでもこんなに感謝されちゃあね…

『ハユナの笑顔が守れてよかったよ』
hy「Aちゃ〜〜ん!!TT本当にありがとう…!!」
『分かった、分かったから』

それにしてもこいつさっきから抱きついて離してくれないんだけどどうしたらいいんだろうか。

hy「なにかお礼を…あ、そうだ!今日家庭科部おいでよ!テリーヌショコラ食べていきな!」
『テリーヌショコラ…!?』

ハユンちゃんは結局あの後家庭科部に入部して毎日お菓子を作っている。

『テリーヌショコラ……大好き………』
hy「ね!感謝の気持ち!」

ハユンちゃんのお菓子はすごく美味しいことで有名だ。
もちろんいただきたい。が…

『もちろん行きたい…んだけど、』

mg「A!俺のが先約でしょ!?」

先程から私の前方で「待て」をしている大型犬。

『ごめんハユンちゃん、今日はダンス部行かなきゃ』
hy「あ〜なるほど」

昨日から約束してたし、こればっかりは仕方ない。
嗚呼、テリーヌショコラ…

hy「ミンギュくんの邪魔はできないからね、じゃあまた今度アイス奢るよ!」
『うん!よろしく!!』

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作者名:yo | 作成日時:2023年12月8日 1時

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