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nm「えーとうちのクラスの100mタイムは…」
『ハイ！！！！』
考えるより先に体が動いていた。
『私がやります…！！』
yz「A…！？」
一気に集まる視線。
「Aって足速かったっけ？」という声が周りからは聞こえる。
うおおおハユンちゃんを守れるのは私だけなんだ！！もうどうにでもなれ！！！
『足…そこまで速くないけど！特訓するんで…！ね！？』
nm「お、おう。…じゃあAで決まりだな」
クラス中がざわざわし始める。
「Aそんなに運動得意じゃないよね？」
「絶対負け確じゃん」
「運動部の方がいいって」
う、うるさいな…。そんなことわかってるよ……。
ハユンちゃんのためって思ってやったけど、やっぱりでしゃばりだったかな……。
mg「俺はAと走りたいよ」
『ミンギュ…』
顔をあげると、ミンギュが優しい顔で肩を叩いてくれた。
mh「他に誰も立候補しなかったんだから、文句言うのはなしでしょ」
ミョンホの一言で、文句を言う声も止まった。
mg「それに、俺らが特訓するから大丈夫！先生、いいよね？」
ジュアとユンソ君も頷いてくれる。
nm「おし、じゃあお前らに任せるとしますか！」
mg「みんな、絶対優勝するぞー！」
「「「「おーー！！！！」」」」
こうして、なんやかんやありながらも全員の出場競技が決まった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ホームルームが終わったあと、ジュアとユンソ君が私の席にやってきた。
ja「Aがやるって言ったのほんとにびっくりしたよー！」
『ごめんね…。こんな運動オンチが……』
ja「ううん、Aなら大歓迎だよ！よろしく！」
yn「何か困ったらいつでも頼ってね」
優しい言葉をかけてくれるジュアとユンソ君。
ああ…なんか後光が見える…
『うううありがとう〜〜〜〜〜！！私頑張るよ〜！！』
2人に何回もお礼をして、教室をでる。
yn「ミンギュ良かったね、Aさん来てくれて」
mg「…？！な、何いってんの…！！いや嬉しいけど！」
ja「誤魔化さなくていいよㅋみんな知ってるから」
mg「！？！？みんな！？みんなってどのくらい！？」
yn「Aさん以外全員…？」
mg「嘘…」
ja「ミンギュ君わかりやすすぎるんだよ…」
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作者名：yo | 作成日時：2023年12月8日 1時
