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nm「じゃあ体育祭の出場競技決めるぞー」
5時間目、ついに待ちわびていた時間が来た。
mh「A嬉しそうだね」
『高校生の一大イベントだからね！』
yz「何出る？」
mg「四人で一緒に出ようよ！」
みんなも友達同士で何に出るか話し合ってる。
nm「お前ら落ち着けーㅋとりあえず第一希望黒板に書いていこう」
競技は５種類。二人三脚、玉入れ、騎馬戦、借り物競争、選抜リレー。
まあ、二人三脚か騎馬戦かな！楽しそうだし！借り物競争もアリだけど
mg「Aなにするか決めた？」
『まあだいたい。ミンギュはやっぱ選抜リレー？』
mg「うん！でも全部出たい」
『おお、強欲ですね』
やっぱり選抜リレーか。リレーは男女二人ずつだけど、あとの三人は誰かな？
そんなことを考えながら、私も黒板に名前を書きに行く。
『ユズ借り物競争？』
yz「うん」
『じゃあ私もそうしよ』
A…っと
mh「あれ騎馬戦じゃなかったの？」
『うん。ユズと一緒にした』
mh「僕は玉入れ」
『球技苦手なのに』
yz「玉入れって球技？」
玉入れしてるミョンホ、ちょっと面白そう。
nm「だいたい決まったな。あとは…リレーか」
見ると、リレーの女子が後一人足りてないようだ。
mh「Aやらないの？」
『私の足の遅さ舐めないで』
運動神経抜群のミンギュ、陸上部のユンソ君、バスケ部のジュア。
走るのが速いメンバー勢揃いのなかに入りたくないのは私だけじゃないみたいだった。
お前がやれよ、いやお前が…みたいな空気が流れる。
mg「俺が2周走っちゃだめ？」
nm「だめ」
「もうタイム順で決めようぜ」と、誰かが言った。
まずい
私は思いっきり振り返って視線を送る。
その先には、ハユンちゃんが泣きそうな顔をしていた。
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あれは4月の体力測定でのこと
『えー！14秒台！？ハユンちゃんって足速いんだ！！』
hy「ジュアちゃんには負けるけどね〜」
『おっとりしてそうなのに、意外！！』
hy「やるときはやるのだよ〜！」
『す、すごい…じゃあ部活は陸上部？』
hy「うーん…でも人前だと緊張して走れなくなっちゃうんだ〜…だから部活は別のやつに入ろうかな〜」
『え〜、せっかく速いのに〜』
hy「本当に無理なんだよ〜中学の運動会では吐いちゃったしね」
『あわわそれは大変だ！じゃあ一緒に帰宅部なろうよ』
hy「それはないかな〜」
『え〜？！』
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作者名：yo | 作成日時：2023年12月8日 1時
